第18回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問2

2021年10月に行われた、第18回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問2について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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目次

各選択肢を検討

第17回で初めて登場した資料から、今回も出題がありました

参考

厚生労働省の下記ページに、当該報告書の概要と全文が掲載されています。

試験対策としてはもちろん、キャリコンとして知っておきたいことが満載です。一読しておくことをお勧めします。

1つ目の記述

不適切です。

上記資料5ページに以下の記載があり、在職者に対する訓練は、受講生から他の労働者への波及効果が期待されています。

在職者に対する訓練は、受講生から他の労働者への波及効果や中高年齢層の継続的な学びへの効果が期待され、さらには、中高年齢層の方が教える立場として活躍できる場を提供できる可能性もあることから、今後ますます重要となる。

2つ目の記述

不適切です。

上記資料6ページには、時間や場所を問わずキャリアコンサルティングの機会を提供できるよう遠隔相談の活用については、推進する必要があると記載されています。

○ ジョブ・カードは、キャリアコンサルティングの過程で有効活用できるツールであり、今後のデジタル化を踏まえて、その在り方を引き続き検討するとともに、企業が従業員に対して行うキャリア支援の場面(キャリアコンサルティングやキャリア研修など)における活用を促すなど、さらに普及を進めていくことが必要である。

3つ目の記述

適切です。

前述のように、本資料においてはジョブ・カードはさらに普及していく方向で言及されています。

また、7ページには以下の記載があります。

現在検討に着手しているジョブ・カードのデジタル化に当たっては、個人にとって登録するメリットが大きくなるよう、活用目的や場面に応じた提供サービスの充実や利便性の向上を図り、幅広い活用につなげる必要がある。

4つ目の記述

不適切です。

上記資料7ページに、以下の記載があります。

技能検定については、職種の整理統合を計画的に進めつつ、地域産業を支える方策についても検討する必要がある。また、対人サービスなど無形の成果を提供するスキルを適切に評価することがますます重要となる。このようなスキルの評価には、新たなデジタル技術も活用した評価方法について検討する必要がある。

対人サービスなど無形の成果を提供するスキルの評価に、技能検定は適合しないと否定しているのではなく、技法検定における評価方法を検討しましょう、ということですよね。

参考

第18回 学科試験 問1~問50

※問1までの解説を公開しました。問2以降は鋭意作成中。

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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