過去問研究

第18回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問6

2021年10月に行われた、第18回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問6について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

マーシャ(Marcia, J. E.)の提唱したアイデンティティ・ステイタスのうち、「予定アイデンティティ(早期完了、早期達成、フォークロージャー) 」の特徴として適切なものはどれか。

選択肢

  1. 今まで本当に何者かであった経験がないので、何者かである自分を想像することができない。
  2. 自分の目標と親の目標の間に不協和がなく、どんな経験も、幼児期以来の信念を補強するだけになっており、硬さ(融通のきかなさ)が特徴である。
  3. いくつかの選択肢について迷っているところで、その不確かさを克服しようと一生懸命努力している。
  4. 幼児期からのあり方について確信がなくなり、いくつかの可能性について本気で考えた末、自分自身の解決に達して、それに基づいて行動している。

正解

2

各選択肢を検討

マーシャは第4回以来の登場で、マーシャのみをテーマにした設問は初めてでした。

下記書籍82ページ~の岡本理論の項で、岡本理論のアイデンティティのラセン式発達モデルがマーシャのアイデンティティ・ステイタスを応用したものであるということで、マーシャの理論に触れられています。

マーシャのアイデンティティ・ステイタスについては、下記書籍84ページに表で整理されています。

参考

  • 岡田昌毅『働くひとの心理学―働くこと、キャリアを発達させること、そして生涯発達すること』

 

1つ目の記述

不適切です。

「今まで本当に何者かであった経験がないので、何者かである自分を想像することができない」というのは、アイデンティティ拡散の、危機を経験していない&積極的関与をしていないの様態です。

2つ目の記述

適切です。

「自分の目標と親の目標の間に不協和がなく、どんな経験も、幼児期以来の信念を補強するだけになっており、硬さ(融通のきかなさ)が特徴である」というのは、危機を経験していない&積極的関与をしている、予定アイデンティティの様態です。

3つ目の記述

不適切です。

「いくつかの選択肢について迷っているところで、その不確かさを克服しようと一生懸命努力している」というのは、危機を経験している最中&積極的関与をしようとしている、モラトリアムの様態です。

4つ目の記述

不適切です。

「幼児期からのあり方について確信がなくなり、いくつかの可能性について本気で考えた末、自分自身の解決に達して、それに基づいて行動している」というのは、危機を経験した&積極的関与をしている、アイデンティティ達成の様態です。

参考

第18回 学科試験 問1~問50

※問9までの解説を公開しました。問10以降は鋭意作成中。

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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