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理論

交流分析(バーン):キャリコンが知っておきたいカウンセリング理論

投稿日:2019年9月1日 更新日:

交流分析を提唱した人

交流分析は、エリック・バーン(Berne, E. 1910-1970)が提唱した心理療法。

transactional analysis=人と人のやりとりの分析

交流分析の理論的背景

人間の自立性の達成に特徴がある。

人間関係や個人の発達理解、組織開発などにも広く利用されている。

  1. 自己理解、自己洞察を得られやすいように構成されている。
  2. 「今、ここ」で過去の体験を再現することで、その体験を検討し、自分の意思決定により新たな自己の行動を選択できる方法論がある。
  3. 親密さを重視し、真実の関わり、心からの優しさ、温かさを強調する実存的アプローチ。

交流分析の主要概念

ストローク

人の存在を認める行為。

交流分析の分析4種類

構造分析(自我状態)

人間には3つの異なる表現システム(自我状態)があり、状況や相手に応じて表現して生きている、とする。

P=ペアレント
A=アダルト
C=チャイルド

自由自在であることが望ましいが、誰しも多少の偏りがある。

親の自我状態は、過去に自身の親から取り入れたものと考える。

交流パターン分析(やりとり)

対人関係において自分のどの自我状態から相手のどの自我状態にメッセージを発しているかを明らかにする。

P/A/Cの、どの状態で誰に話しかけ、相手がどの状態で反応するかを詳しく観察することで、人間関係とコミュニケーションを改善するための手がかりを得る。

ゲーム分析(人生ゲーム)

TAの治療的活用法の中核。

自分が意識せずに非生産的なやり方で、相手を操作したり、相手に反応している傾向に気づき、その修正を図っていく。

表面的な心地よさの裏には必ず不正直な駆け引きがあり、それがノイローゼや慢性的悪循環の人間関係を作る元となっている。

脚本分析(人生脚本)

脚本分析は、構造分析、交流パターン分析、ゲーム分析の3つの分析を行った後に行う。

人生をドラマと見立てて、そのドラマの中では登場人物各自が独自のシナリオを演じる。その中で人が演じる役割や筋書きが「脚本」。

脚本を分析し、自己実現するため脚本を意識的に建設的なものに書き換えようという、TAの最終段階。

機能分析とエゴグラム

機能分析(構造分析)

交流分析における構造分析では、自我状態を以下の5種類あると考える。

  1. 批判的な親の状態(CP:Critical Parent)
  2. 養護的な親の状態(NP:Nurturing Parent)
  3. 大人の状態(Adult)
  4. 自由な子どもの状態(FC:Free Child)
  5. 順応した子ども(AC:Adapted Child)の状態

エゴグラム

エゴグラムとは、交流分析の構造分析理論に基づいて、自我状態への心的エネルギーの分配状況をグラフ化したもの。

自我状態の5つの機能の関係とそのエネルギーの大きさを棒グラフまたは折れ線グラフで表したもの。

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