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ロジャーズの中核3条件(受容・共感・一致)の色んな表現まとめ

投稿日:2019年8月18日 更新日:

ロジャーズの中核3条件については、色んなところに色んな表現で書かれています(特に自己一致)。共感、受容、自己一致でそれぞれで一冊の本になるので無理もありませんが。

この記事では、その色々な表現を集めてみました。

労働政策研究・研修機構のJILPT資料シリーズNo.165

受容とは説得的に相手を説き伏せるような態度ではなく、相手の「そうせざるを得ない何か」に配慮をしながら相手の話を丁寧に聴こうとする態度である。

共感とは相手の感情をくみ取り、理解し、それを示そうとすることを言う。

自己一致とは自分自身の感情をごまかそうとしないことである。

※改行は当サイト運営者による

手元の養成講座のテキスト

一致:ロジャーズは「一致」という表現で、援助者の姿勢を規定している。これは、「本当に誠実であること、真実性を持っていること、統合されていること」という意味で、人格者としての人物像を説明している。援助者自身が自分の気持ちに正直に、人間味をもって接する態度ともいえる。

受容:援助者の考え方や基準や好みによって選択したり、否定したりするのではなく、CLのすべての側面に関心を向け、CLの人格を大切にして、尊厳を持って捉えること。肯定的配慮を前提とした需要は、CLの言葉を、心底から危機、それを信じて受け止めることである。CLが心を開き自分の心情を語り始める(自己開示:自己概念の変容)ためには、自分が受け入れられ、大切にされているという認識や信頼感があって初めて成立する。そこに「受容」の大切さがある。

共感的理解:CLの内面における私的な世界を、援助者自身が自分自身のものとして感じ取り、同時にその内容面における性質把握を維持できていること。つまり、CLの心の内面を、その考えている枠組みとして捉え、それを心情的に共有しながらも、感情的被影響による同一化を排除した状況を実現することである。従って、心情的優しさと客観的冷静さを併せ持ったスタンスが求められる。”あたかも自分自身のことのように”という「性質」を失わないことがポイント。

木村周『キャリア・コンサルティング 理論と実際』5訂版

① カウンセラーは、クライエントに対して無条件の肯定的関心を持つこと(受容的態度)

② カウンセラーは、クライエントの内的世界を共感的に理解し、それを相手に伝えること(共感的理解)

③ カウンセラーは、クライエントとの関係において、心理的に安定しており、ありのままの自分を受容していること(自己一致または誠実な態度)

(43ページ、227ページ)

木村周『キャリア・コンサルティング 理論と実際』旧版

① 純粋性(自己一致)
聴き手自身が心理的に安定していて、ありのままの自分を受け入れていること。防衛的になったり、虚勢的にならず、率直な気持ちと態度で話し手に向き合えていること

② 受容的態度
批判や非難の目を向けることなく、受容的な態度で話し手に接すること。話し手をひとりの人間として大切に思いやること

③ 共感的理解
話し手がどのように感じているか、考えているかを、できる限り正確に知ろうとすること。カウンセラーが理解したことを相手に伝えること、表面的に同調や同感するのではなく、話し手の「ものの見方・考え方」にそって理解しようとすること

(雇用問題研究会2010年39ページ以下、209ページ)

メンタルヘルス教育研修担当者養成研修テキスト

1.共感的理解 (empathy, empathic understanding)
相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。

2.無条件の肯定的関心 (unconditional positive regard)
相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴く。其のことによって、話し手は安心して話ができる。

3.自己一致 (congruence)
聴き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、真意を確認する。分からないことをそのままにしておくことは、自己一致に反する。

(平成22年厚生労働省・中央労働災害防止協会、168ページ)

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