解決志向アプローチ:キャリコンが知っておきたいカウンセリング理論

解決志向カウンセリング、解決志向アプローチは、

  • 第7回 問35
  • 第8回 問30

の選択肢に登場しました。

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解決志向アプローチとは

解決志向カウンセリングについては、職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査 (PDF)144ページが参考になります。

解決に焦点を合わせること、未来への指向:クライエントが望む状態を現実にするために、すでにうまく行っている部分や、クライエントが元々もっている強さを見つけ出し、拡大していく。

以下、参考まで。

解決志向アプローチは、アメリカにあるBrief Family Therapy CenterのSteve de ShazerとInsoo Kim Bergらが開発した、Solution Focused Therapyをモデルにして発展している新しい心理療法です。

このアプローチの最大の特徴は、「問題やその原因、改善すべき点」を追求するのではなく、解決に役に立つ「リソース=資源(能力、強さ、可能性等)」に焦点を当て、それを有効に活用することにあります。

「何がいけないのだろう?」と考える代わりに「自分が望む未来を手に入れるために、何が必要なのだろう? 何が出来るのだろう? どうやったらできるのだろう?」と考え、一緒に解決を創り上げていきます。

子どもの問題から成人の問題まで、さまざまな相談への対応が研究されており、日本においても、効率的で実践的なアプローチとして、さまざまな現場で適用されています。

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