国家資格キャリアコンサルタントの試験で毎度出題されると言っても過言ではない「GATB」、厚生労働省編 一般職業適性検査。
GATBで押さえておきたい参考資料をまとめました。
木村先生書籍『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
キャリコン試験対策本としては超定番の木村先生の書籍。
この本ではGATBについての記載が意外とバラけていて、GATBの全体像がややわかりにくくなっています。(多分。私にとってはそうでした。)
243~246ページを中心として、87ページ、235ページの内容を参照しながら読み理解しておくと良いのではと思います。
84ページ:GATBの適性能得点と正規分布の図があります。
235ページ:一般職業性能と、適性職業群を比較するテストについての解説があり、その代表としてGATBについて少し書かれています。
GATBの検査と適性能との関係の図もあります。
243~246ページ:GATBについてもっともまとまって書かれている箇所です。
結果記録票や、適性職業群整理票の図表もあり、イメージから理解と記憶を促してくれます。
販売もと:雇用問題研究会
一般社団法人 雇用問題研究会がGATBを販売しています。
商品(?)ページではそれなりにGATBについての解説があるので、一通り目を通しておくとよいと思います。
キャリコンを目指すのであれば、受けた方がいいのではないかと思います(自分自身がやると理解と記憶が深まる)が、個人の立場では購入することができません。
そこかの組織に所属していて、その組織に所属する人が購入する、ということであれば購入できます。お勤め先で相談して購入&実施すると良いかと思います。私は勤務先で必要だと主張して買ってもらい、やらせてもらいました。
お勤め先がキャリコンと何の関係もない業種、またお勤め先での職種がキャリコンと何の関係もない職種の場合、それも難しいかもしれません。
GATBが無料で受けられるハローワークもあるようなので、求職活動をするという体で受けさせてもらえたらラッキーかも。
開発者(?):労働政策研究・研修機構
米労働省が開発したものを、日本の労働省(当時)が日本の実情に合わせて翻案したものですが、独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査研究により開発されたもののように掲載されています。
労働政策研究・研修機構ウェブサイト
・職業適性検査・職業興味検査ページ
・厚生労働省編 一般職業適性検査ページ
雇用問題研究会のウェブサイトより簡素な内容ですが、シンプルな分、わかりやすいかもしれません。
こちらも、ざっくりでも目を通しておくとよいと思います。