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第9回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問9

投稿日:2018年9月26日 更新日:

2018年8月に行われた、第9回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問9の解説解題。

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問題文

ホール(Hall, D. T.)が挙げた、キャリアを定義するための前提に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 長期にわたって追求される仕事で、そこで生じる仕事関連の諸経験が連続していくプロセスを、キャリアと考える。
  2. キャリアは、外部のひとの観点からではなく、そのキャリアを歩む本人によって評価されるのがよい。
  3. キャリアそのものに「良いキャリア」と「悪いキャリア」があるわけではないと仮定し、キャリア自体は成功や失敗の意味を含まないとした。
  4. キャリアには客観的な側面と主観的な側面の両面があるが、客観的な側面をより重視する。

正解

4

各選択肢を検討

参考

  • 渡辺先生『新版 キャリアの心理学』第2版
    第8章「ダグラス・ホール:関係性アプローチ」

1つ目の選択肢

適切です。

ホールは、キャリアの意味を以下の4つに分類しました。(上記書籍170ページ)

  1. 昇進
  2. 専門職
  3. 生涯を通じた職務の連続
  4. 生涯を通じた役割に関する経験の連続

また、ホールは独自のキャリアの定義の一つとして「キャリアはプロセスであり、仕事に関する経験の連続」とも提唱しました。

2つ目の選択肢

適切です。

ホールはその独自の定義の中で、キャリアの評価者については、「キャリアにおける成功や失敗はキャリアを歩んでいる本人によって評価されるのであって、研究者・雇用主・配偶者・友人といった他者によって評価されるわけではない」としています。(上記書籍170ページ)

3つ目の選択肢

適切です。

ホールはその独自の定義の中で、キャリアの良し悪しや成功失敗については、「キャリアとは成功や失敗を意味するのではなく、『早い』昇進や『遅い』昇進を意味するものでもない」としています。(上記書籍170ページ)

4つ目の選択肢

不適切です。

ホールはその独自の定義の中で、「キャリアを捉える際には、主観的なキャリアと客観的なキャリア双方を考慮する必要がある」としています。(上記書籍170ページ)

参考

第9回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第9回 学科試験 問1~問50

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