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第5回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題 問2(キャリ協)

投稿日:2017年9月27日 更新日:

第5回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)、問2の解答例と解説。

過去問はこちら↓

第5回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)

設問2

キャリアコンサルタントとして、あなたが考える相談者の「問題」を記述せよ。(10 点)

解答例

就職活動の進め方がわからず困っている。CL1や2から就職活動の進め方に関する情報が不足していると思われる。また、CL1や3からは花粉症の症状や薬の副作用など自分の体に関する自己理解不足や花粉症に関する情報不足、CL2や4からは自分の職業適性に関する自己理解不足や、職種に関する仕事理解不足もCLの問題であると思われる。(159文字)

解説

1つ目に、CL目線でも主訴となっていることを入れました。就職活動の今後の進め方がわからず困っているのは、CC目線からも問題と思われるからです。

2つ目は、花粉症の症状や薬の副作用など自分の体に関する自己理解不足です。就活を妨げるほどひどい症状で、頭もぼーっとして気力もなくなるほどの副作用があるような様子であるにもかかわらず、放置してただ時が過ぎるのを待っていたかのような発言。自分の状態を問題と認識し、医師に相談して別の薬を処方してもらうなどできたら、状況は改善するかもしれません。

3つ目は、自分の職業適性に関する自己理解不足です。自分に合う仕事をしたいが、自分に合う仕事が何であるかはわかっていません。

4つ目は、職種に関する仕事理解不足です。マスコミ関係の営業職に憧れてエントリ―していましたが、他の仕事をイメージすることができないくらい、他の職種を知りません。

逐語でのCL発言要旨

  • 就活をはじめたころは、マスコミ関係に憧れて、営業職にエントリーしたが、なかなか思うように行かなかった。
  • やがて花粉症の症状がひどくなって、外出がおっくうに、薬のせいか頭もぼーっとして気力もなくなり就活は休止状態に。
  • 気が付けば周りはもう内定が出てる子がほとんどで大事な時期に就活しなかった自分に嫌気がさしてしまう。

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  • マスコミ志望とはいえ、大手は無理と思っていたので、体調も悪いしゆっくり活動すればいいと思っていた。
  • 就活再開後、セールスプロモーションの会社で最終面接まで行ったが結局ダメだった。
  • 自分に合う仕事や企業をどうやってみつけたらいいか、今後の就職活動の進め方をどうしたらいいのか、わからなくなり困っている。

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  • マスコミ関係の仕事に憧れて、営業職でバリバリ仕事したいと思っていた。今でもその憧れは変わらない。
  • 外の仕事だと花粉症が今後も心配で、営業は無理ではないかと思う。
  • 営業以外の仕事がイメージできないし、できたら自分に合う仕事をしたいし、今年中には内定をもらいたい。どうしたらいいのか。

設問2のポイント

主訴・問題点を的確につかむことが、その後の展開の基礎となります。
CLの発言を傾聴、何が問題かをしっかり考える必要があります。

  1. CCから見た、CLの問題点=見立てを記述します。
    CCとしてCLを洞察し、問題の見立てができるかどうかが問われています。
  2. ここで問われている「問題」とは、CLの訴えていること(悩み、不安、戸惑いなど)の根本原因になっている問題であり、CL自身は気づいていない可能性が高いと思われるものです。
  3. CCによる「見立て」は仮説ではありますが、深い洞察に基づくものである必要があります。この見立てにより、CLの気づきを促すことになるからです。
  4. 「見立て」には色々な観点があり、CCによっても様々な見方がなされます。そのため、絶対的な正解や唯一の正解はありません。ただ、試験問題の回答であるということで、カテゴリはある程度限定されています。これまでに行われた過去の試験問題からは、以下のようなカテゴリが考えられます。
    • 自己理解不足
    • 仕事理解不足
    • コミュニケーション不足
    • 思い込み
    • 情報不足
    • キャリアプラン・ライフプランの検討不足
    • 変化に対する準備不足 など
  5. 見立ては様々な観点から行えるため複数考えられますが、CCとして問題であると強く思われる内容を2、3選んで、その根拠を示して記述します。
    応答の中で、CLの発言の中心となっている2~3つの応答に、CLの根拠を伴う思いや感情が表出した箇所があります。それらが、どのカテゴリの問題であるかを考え、問題を整理します。
  6. 答え方としては、自己理解不足であれば何の自己理解が不足しているのか(能力、環境、価値観、思考、行動、など)、仕事理解の不足なら何の仕事理解が不足しているのか(人事制度、組織、業界、職務、など)を具体的に述べます。
  7. 回答の文末:「〜と思われる」「と考えられる」などの表現を使い、断定的な表現を避けるのが無難です。「見立て」は飽くまでも仮説なので。
  8. 文字数:本問の回答欄はA4で4行なので、140~160文字程度です。
  9. 一度下書きを書くかどうか:時間の余裕はあまりない場合が多いもの。記述の骨子を考えながら文章作成の過程で調整できるように練習しておくのがベターです。

第5回 実技(論述)(キャリ協)

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