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第5回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問6

投稿日:2017年9月27日 更新日:

2017年8月に行われた、第5回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問6について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

個人と職業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. シュロスバーグ Schlossberg, N. K. は、欲求と動因の基本的な組合せは効果的なキャリア・アンカーとしての役割を果たすとした。
  2. ホランド Holland, J. L. は、個人の生得的資質による活動、興味の広がり、能力の獲得は固定的なものであるとして、環境の影響は重視しなかった。
  3. ヒルトン Hilton, T. J. は、人には個人差、職業には職業差があり、両者をうまく適合させることが良い職業選択や職業適応につながるとした。
  4. ジェラット Gelatt, H. B は、選択可能な行動とその結果の予測を行う「予期システム」、結果の望ましさを評価する「評価システム」、 可能な選択肢を目的や目標に照らし合わせて評価し、決定基準に合っているものを選択する 「決定システム 」の 3 段階で意思決定が行われるとした。

正解

4

各選択肢について

キャリアに関する理論から、理論家と理論の組み合わせが問われる設問です。

渡辺先生の『キャリアの心理学』第2版、木村先生の『理論と実際』5訂版、JILPT資料「文献調査」、養成講座のテキストを参考に考えます。

1つ目の記述

シュロスバーグと言えば転機。
キャリア・アンカーはシャインの理論です。

2つ目の記述

ホランドと言えば「人と環境の相互作用」。
JILPT資料25ページに以下の記載があります。

ホランドは、人は、子どもの頃からの家庭や学校、親族、友人などの環境との相互の関わりによって、その人独自の自己観や世界観、価値観が生み出され、特徴ある行動傾向が作り出されていくと考えた。つまり、「人」と「環境」が相互作用をしながらその人特有のパーソナリティ(性格)が発達していくのである。「人」の側面としては、持って生まれた遺伝的な違いにより活動の選択や興味・関心の方向性が強められたり弱められたりする。好きな活動を続けていくと、その活動に必要な能力が高められる。このとき、良い成果があげられれば報酬が得られ、ますますその活動が好きになる。結果として、人は特定の活動に興味・関心を持ち、独自の行動傾向を作り上げることになる。

3つ目の記述

ヒルトンと言えば、心理学の「認知的不協和理論」を意思決定プロセスに応用して、キャリア意思決定モデルを提唱しました。外界からの入力と環境との不調和、それに対する耐性、再調整によって意思決定が行われるというものです(木村先生の『理論と実際』5訂版24ページ、JILPT資料29ページ)。

個人差、職業差を適合させてより適した職業を選択を⇒「丸いクギは丸い穴に」で有名な特性因子理論のパーソンズ。

4つ目の記述

選択肢の内容がJILPT資料29ページに記載されています。

参考

第5回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

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