過去問研究

第5回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問30

2017年8月に行われた、第5回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問30について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

サビカス(Savickas, M. L.)のキャリア・カウンセリング理論に関する次の記述のうち、適切なもの はどれか。

選択肢

  1. キャリア構成カウンセリングのカウンセラーは、ナラティブ心理学を用いて、クライエントが自らのストーリーを展開し、それによって最後にそのストーリーが自分を包み込み、不確実性を緩和できるように支援する。
  2. クライエントは、アイデンティティと主観的キャリアをナラティブで構成したとしても、喪失を伴う転機に遭遇した時には、自ら意味と方向を見出すことができなくなる。
  3. ライフ・ストーリーの語りによって、人は自分自身の過去と決別し、新たな人生計画を持つことができるようになる。
  4. 構成主義的カウンセリングとは、クライエントのパーソナリティ構成要素を分析することである。

正解

1

各選択肢について

参考

  • 渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版

1つ目の記述

適切。

直接の出典はわかりませんが、渡辺先生の上記書籍のサビカスの章の内容に沿っています。

2つ目の記述

不適切。

サビカスのキャリア構築のためのカウンセリングモデルのゴールは以下の通り。(上記書籍104ページ)

  1. クライエントは、職業人生やトラブルについて語り、
  2. 仕事のストーリーを自己と仕事についてのアイデンティティ・ナラティブへと統合し、
  3. そのナラティブを転機の意味を見出し、感情を調整するために使い、
  4. 職業上の道筋に次のシーンを描き、
  5. より満足できる人生を構築するための行動を促す

3つ目の記述

不適切。

キャリアストーリーの「物語的真実」があることで、個人は変化に直面したときに柔軟性をもちつつ一貫性を保つことができ、ライフテーマはキャリアストーリーにまとまりを与えます。(上記書籍103ページ)

4つ目の記述

不適切。

サビカスのキャリア構築理論は社会構成主義をメタ理論としていて、キャリアを構築する主体である個人や、個人が経験に与える意味に着目します。(上記書籍89ページ)

参考

第5回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第5回 学科試験 問1~問50

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