過去問研究

第5回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問2

2017年8月に行われた、第5回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問2について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

社会・経済動向とキャリア形成支援の必要性に関する 次の記述のうち 、 適切なものの組み合わせ はどれか。

  • ア:2013年3月卒業者の卒業後3年以内における早期離職率は 、高卒で約4割、大卒で約3割であり、早期離職の防止といった観点での支援が求められる。
  • イ:我が国は少子高齢化による労働力の供給制約を克服していくことが大きな課題であ
    り、そのために一人ひとりの労働生産性の向上に資する労働者のキャリア形成支援が重要である。
  • ウ:IoT、AI 等の影響を受けて労働力需要は減少が続いており、 2016年度平均の完全失業率は4%を上回り、有効求人倍率は1倍を割り込んで いることから 、今後はIoT、AI等の影響を受けない産業へ労働移動を促進する支援が重要である。
  • エ:我が国の経済は、 2012年末より持ち直しに転じて経済の好循環が回り始めた結果、事務的職業の新規求人倍率の伸びが最も高く、転職希望者等に対しては事務的職業に就くための支援が有効である。

選択肢

  1. ア・イ
  2. ウ・エ
  3. ア・エ
  4. イ・ウ

正解

1

各選択肢について

1つ目の記述

厚生労働省「新規学卒者の離職状況(平成25年3月卒業者の状況)」によると、2013年3月新規学卒者の3年以内離職率は以下の通り。

【新規学卒者の卒業後3年以内離職率】
○ 大学   31.9% 前年比0.4ポイント減
○ 短大等 41.7% 同0.2ポイント増
○ 高校   40.9% 同0.9ポイント増
○ 中学   63.7% 同1.6ポイント減

2つ目の記述

厚生労働省「第10次職業能力開発基本計画~生産性向上に向けた人材育成戦略~」の主旨の一部です。

3つ目の記述

2016年度平均の完全失業率は3.1%(総務省「労働力調査(基本集計)平成28年(2016年)平均(速報)結果の要約」)、平成28年平均の有効求人倍率は1.36倍(厚生労働省「一般職業紹介状況(平成28年12月分及び平成28年分)について」)。

4つ目の記述

平成28年1月29日労働市場分析レポート第61号「求人倍率の高い職業の動向」によると、伸びの高い求人は以下の通り。

求人倍率の高い職業について、今回の雇用情勢改善過程における求人数の増加率をみると、「情報処理・通信技術者」、「土木の職業」、「建設の職業」、「建築・土木・測量技術
者」、「介護サービスの職業」などで求人数の増加率が大きい。

事務的職業の新規求人倍率は、平成21年:0.34、平成25年:0.52、平成26年:0.57 と伸びてはいますが、伸び率は高くはありませんでした。

参考

第5回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第5回 学科試験 問1~問50

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