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第4回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題 問2(キャリ協)

投稿日:2017年6月28日 更新日:

第4回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)、問2の解答例と解説。

過去問はこちら↓

第4回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)

設問2

キャリアコンサルタントとして、あなたが考える相談者の「問題」を記述せよ。(10 点)

解答例

リーダーとして頑張ろうと思っているのに思うように成果が上がらず空回りしている感じがしている。主にCL5の発言からは、リーダーとして期待されていることなど環境の中の自己理解不足と、上司や後輩の考えに関して理解が不足している様子のため周囲とのコミュニケーション不足がCLの問題と考えられる。(143文字)

解説

1つ目に、CL目線でも主訴となっていることを入れました。頑張っているのに成果が思うように上がらず空回りしているように感じているのは、CC目線からも問題と思われるからです。

2つ目は、環境の中の自己理解不足です。リーダーとしてどのように動くことが会社や上司から、またチームメンバーから期待されていえるのか、ということについて理解が不足しているように思われます。

3つ目は、上司やチームメンバーとのコミュニケーション不足です。コミュニケーションが不足しているため、環境の中の自己理解不足になっていると思われます。

逐語でのCL発言要旨

  • 昨年秋にリーダーになり、頑張ろうという思いは強く持っているが、何か空回りしている感じがしている。
  • リーダーになるまでは、自分の力で仕事を進めて、好成績を挙げてきた。
  • 今は、自分自身もチーム全体も営業成績が思わしくない。

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  • これまでは自分自身の力で目標を達成してきた。
  • リーダーになってからも、今までと同じような成果を出すことを上からは期待されている。
  • 自分がリーダーになってからは、自分だけでなくチームとしての達成数字も今一歩のところで未達が続いている。

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  • チームは5人構成で、新人の育成は5年目の社員担当。1人の達成状況が悪く、入社間もない新人がいるので、そのカバーで皆が時間を取られている。
  • 新人以外のメンバーは仕事の進め方はわかっているので、いちいち指示を出して仕事を進めるというより、メンバーの自主性に任せている。
  • リーダーとして自分には何か足りない部分があるという思いもあり、今後リーダーとして成果を出すために何かできることはないか。

設問2のポイント

主訴・問題点を的確につかむことが、その後の展開の基礎となります。
CLの発言を傾聴、何が問題かをしっかり考える必要があります。

  1. CCから見た、CLの問題点=見立てを記述します。
    CCとしてCLを洞察し、問題の見立てができるかどうかが問われています。
  2. ここで問われている「問題」とは、CLの訴えていること(悩み、不安、戸惑いなど)の根本原因になっている問題であり、CL自身は気づいていない可能性が高いと思われるものです。
  3. CCによる「見立て」は仮説ではありますが、深い洞察に基づくものである必要があります。この見立てにより、CLの気づきを促すことになるからです。
  4. 「見立て」には色々な観点があり、CCによっても様々な見方がなされます。そのため、絶対的な正解や唯一の正解はありません。ただ、試験問題の回答であるということで、カテゴリはある程度限定されています。これまでに行われた過去の試験問題からは、以下のようなカテゴリが考えられます。
    • 自己理解不足
    • 仕事理解不足
    • コミュニケーション不足
    • 思い込み
    • 情報不足
    • キャリアプラン・ライフプランの検討不足
    • 変化に対する準備不足 など
  5. 見立ては様々な観点から行えるため複数考えられますが、CCとして問題であると強く思われる内容を2、3選んで、その根拠を示して記述します。
    応答の中で、CLの発言の中心となっている2~3つの応答に、CLの根拠を伴う思いや感情が表出した箇所があります。それらが、どのカテゴリの問題であるかを考え、問題を整理します。
  6. 答え方としては、自己理解不足であれば何の自己理解が不足しているのか(能力、環境、価値観、思考、行動、など)、仕事理解の不足なら何の仕事理解が不足しているのか(人事制度、組織、業界、職務、など)を具体的に述べます。
  7. 回答の文末:「〜と思われる」「と考えられる」などの表現を使い、断定的な表現を避けるのが無難です。「見立て」は飽くまでも仮説なので。
  8. 文字数:本問の回答欄はA4で4行なので、140~160文字程度です。
  9. 一度下書きを書くかどうか:時間の余裕はあまりない場合が多いもの。記述の骨子を考えながら文章作成の過程で調整できるように練習しておくのがベターです。

第4回 実技(論述)(キャリ協)

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