2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問46について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
より丁寧&正確を心がけています。
万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。
外部サイトへのリンクは、各サイトの都合でページURLが変更となるなどして、切れる場合があります。ご了承ください。気付き次第修正します。
目次
問題文
方策の実行支援に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 方策の内容、目的、原理、プロセス、結果、結果から得られる利点と損失、しなければならない諸活動などを相談者に説明する。
- キャリアコンサルタントが可能性のある方策をいくつか考えて、そのメリット、デメリットを検討し、その中から一つを選択して相談者に実行させる。
- 方策達成のために取り交わす文書による契約書には、相談者が実行する行動契約や責任を記載し、キャリアコンサルタントの行うべきことは記載しない。
- 各ステップを行った段階で方策全体を行ったかどうかを確認し、実行していない場合は、必ず計画通り実行させる。
正解
1
各選択肢について
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
1つ目の記述
適切です。
上記書籍291ページの内容に沿っています。
2つ目の記述
不適切です。
「その中から一つを選択」するのは相談者。(上記書籍291ページ)
3つ目の記述
不適切です。
契約書に記載する行動計画の中には、カウンセラーが実施すべきことも含めます。(上記書籍291-292ページ)
4つ目の記述
不適切です。
していない場合はあらためて実行するか、内容を検討して別の支援を考える(上記書籍293ページ)