2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問44について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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目次
問題文
職業についての情報の分析に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 職業調査は、広く「職業」全体を調べるものであり、「職業ハンドブック」作成のために実施された職業調査が典型的な職業調査といえる。
- 職務調査は、企業の中での「期待される人間像」を把握することに重点を置いた職務の把握の仕方をいう。
- 職務分析の職務は、作業を行うに当たって論理的・必然的に必要な一定のまとまりをもった要素作業のことである。
- 職務分析は、作業中の職務在籍者を観察し、その労働者、監督者、その職務に詳しい関係者に面接して、それを一定の法則に従って記述することにより行う。
正解
3
各選択肢について
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
1つ目の記述
適切です。
上記書籍103-104ページの内容に沿っています。
2つ目の記述
適切です。
上記書籍103ページの内容に沿っています。
3つ目の記述
不適切です。
「職務」は主要な、または特徴的な課業とそれに伴う責任が同一である一軍の職位。「作業を行うに当たって論理的・必然的に必要な一定のまとまりをもった要素作業」は「課業」の説明です。(上記書籍99ページ)
4つ目の記述
適切です。
上記書籍100ページの内容に沿っています。