2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問38について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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目次
問題文
「人と仕事のマッチング」における自己理解の要素に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 職業適性などの潜在的な能力
- 専門知識、技術、技能などの獲得された能力
- 中学校、高等学校などでの教科(科目)の成績順位
- 適性、興味、パーソナリティ、価値観などの個人的特性
正解木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
3
各選択肢について
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
一般に、「人と職業のマッチング」に関係する個人の自己理解に必要な要素としては、次のようなものが挙げられている。
- 潜在的な能力(職業適性など)
- 獲得された能力(専門知識、技術、技能など)
- 受けた教育・訓練
- 個人的特性(適性、興味、パーソナリティ、価値観など)
- 余暇活動・その他の生活活動
- 個人をめぐる諸条件(企業の条件、家族環境、地域条件)
(上記参考書籍74ページ)
1つ目の記述
適切です。
上記の要素1番目に該当します。
2つ目の記述
適切です。
上記の要素2番目に該当します。
3つ目の記述
不適切です。
成績順位ではなく、受けた教育・訓練が必要な要素となります。
4つ目の記述
適切です。
上記の要素4番目に該当します。