2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問37について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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目次
問題文
厚生労働省のキャリア教育への取り組みに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 「子供と社会の架け橋となるポータルサイト」として、小・中・高等学校とキャリアコンサルタントの架け橋となるマッチングサイトを運営しており、個人で活動するキャリアコンサルタントがキャリア教育に携わることを支援している。
- ホームページ上で主に高校生を対象としたキャリア教育を行う指導者用に作成した「キャリア教育プログラム集」を公開しており、30以上のプログラムについて、テーマや狙い、実施手順、ワークシート等の付随資料も用意されている。
- 平成22年度以降、小学校においてキャリア教育を担う者を対象に、キャリアコンサルティングの手法を活かしたキャリア教育の企画・運営を担う人材を養成するための講習を実施しており、過去の教材はホームページ上で公開している。
- 学生の適切な職業選択につながるような、独自の工夫のあるキャリア教育プログラムを導入している全国の6大学の取り組みを、「大学生のための『キャリア教育プログラム集』」 としてホームページ上で公開している。
正解
4
各選択肢について
1つ目の記述
不適切です。
「子供と社会の架け橋となるポータルサイト」は、学校と地域・社会や産業界等を結びつけ、より数多くの学校で、学校と地域・社会や産業界等とが連携・協働した教育活動が行われるようにするためのサイトです。
2つ目の記述
不適切です。
大学生のための「キャリア教育プログラム集」はあります。
主として大学生を対象に大学でキャリア教育を行う指導者用に作成したプログラムで、計34本のプログラムがあります。各プログラムについて、テーマやねらい、授業の実施手順、ワークシート等の付随資料も用意されています。
3つ目の記述
不適切です。
厚生労働省の以下のページでは、中学・高校・大学等においてキャリア教育を担う者を対象に、キャリアコンサルティングの手法を活かしたキャリア教育の企画・運営を担う人材を養成するための講習テキスト等を公開しています。
4つ目の記述
適切です。
独自の工夫のあるキャリア教育プログラムを導入している大学6カ所の大学におけるキャリア教育プログラム事例集が下記ページに掲載されています。