過去問研究

第4回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問31

2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問31について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

國分康孝の挙げる「カウンセラーのパーソナリティ」に求められる要素に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. 「世話好き」...相談者のどんな相談にも応え、助けようと世話を焼くことができること。
  2. 「共感性」...相談者の話と自己の経験を結び付け自分なりの感情が沸き上がること。
  3. 「自分の人生」...他人の人生を自分の人生のように見なし、深入りできること。
  4. 「無構え」...天真爛漫、天衣無縫であること。防御がないほど好ましい。

正解

4

各選択肢について

参考

  • 國分康孝『カウンセリングの技法』(誠信書房、1979年)

カウンセリングの技法というものは、カウンセラーのパーソナリティの表現でなければならない。心の中では人を軽蔑しながらも、口先だけで「うんうん」と受容するのは欺瞞的である。心の中と表現(技法)とが一致するのでなければならない。

1つ目の記述

不適切です。

世話好きではなく、人好きでした。

【人好き】人好きの人間とは、自分を好いている人間である。自己嫌悪の強い人は他者嫌悪も強い。人の好き嫌いの激しい人は自分への好き嫌いも激しいはずである。

カウンセリングは人の面倒をみる仕事であるから、人好きでないと永続きしない。負担になってくるからである。自分を好くとは自己受容のことである。あるがままの自分を受け入れることである。たとえば、ケチな自分をとがめているとケチな相手をもとがめたくなる。ケチな自分を許すとケチな相手をも許せるようになる。

2つ目の記述

不適切です。

共感性の説明が異なります。

【共感性】(中略)共感性はクライエントと類似の感情体験があるとき生じてくる。それゆえ、カウンセラーは日常生活でできるだけ多様な感情体験をしておくのがよい。多種多様な人とつきあう、多種多様な状況に身をおいてみる、多種多様な読書をするなどである。苦労は買ってでもせよということになる。実戦を知らない作戦参謀にはなるなということである。共感性なしに面接技法を用いるとき、それは会話術に堕してしまう。

3つ目の記述

不適切です。

自分の人生の説明が異なります。

【自分の人生】カウンセラーは自分の人生をもたねばならない。自分の人生をもたないものは、他人の人生を自分の人生のようにみなしてつい深入りしてしまう。自分の人生がない人は、ややもすると人が幸福な人生を築くと嫉妬しがちである。自分の人生が幸福なとき、初めて人の幸福が喜べるのである。(後略)

4つ目の記述

適切です。

【無構え】カウンセラーが四角四面なパーソナリティでは来談者もリラックスできない。カウンセラーは酒を飲んでいないときでも、酒に酔ったときのような心境でなければならぬ。すなわち、天真爛漫、天衣無縫でなければならぬ。防御がなければないほど好ましい。(後略)

参考

第4回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第4回 学科試験 問1~問50

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