過去問研究

第4回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問28

2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問28について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

カウンセリング理論と関係する用語について次の組み合わせのうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 精神分析(構造論)ー「現実原則、快楽原則、道徳原則」
  2. アドラー(Adler)心理学ー「劣等感、共同体(感覚)、勇気づけ」
  3. 交流分析ー「構造分析、交流パターン分析、ゲーム分析、脚本分析」
  4. 応用行動分析ー「認める、関係を見つける、友達のように居る、共鳴させる、受け取る」

正解

4

各選択肢について

1つ目の記述

適切です。

上記資料102ページに以下記載があります。

①自我は、主に意識的な心の働きである。外界からの要請を受けて、イドや超自我にせまられながらその間の調整機能を果たしている。「現実原則」で動く。②イドは、無意識的な本能欲求である。自我に対して願望の充足をせまるが、超自我の指令が優先と判断された場合には願望を抑圧する。「快楽原則」で動く。③超自我は、自我に対する裁判官(検閲機関)または理想像の役割をもつ。本能欲求に禁止を行って自我に罪悪感を生じさせたり、自我にあこがれの感情をもたらし理想に近づこうとさせる。「道徳原則」で動く。

2つ目の記述

適切です。

上記資料105ページに、アドラー心理学の理解に重要なキーワードとして選択肢の内容(劣等感、共同体(感覚)、勇気づけ)が掲載されています。

3つ目の記述

適切です。

上記資料108ページに以下記載があります。

(2)交流分析で行う 4 つの分析
交流分析では「構造分析(structural analysis)」、「交流パターン分析(transactional analysis)」、「ゲーム分析(game analysis)」、「脚本分析(script analysis)」の 4 種類の分析を行う。

4つ目の記述

不適切です。

「認める、関係を見つける、友達のように居る、共鳴させる、受け取る」 はフォーカシングで用いられるスキル。

上記資料118ページに以下記載があります。

①認めること:内的な感覚すべてに対して、その存在を認めること。フェルト・センスに限らず、イメージでも感情でも、その存在に気づいたら「こんにちは」と声をかけることである。
②関係を見つけること:フェルト・センスと適度な距離で「一緒にいること」。感情に飲み込まれてしまうほど近づかず、その存在を感じられないほど遠くにならない適度な距離が大切である。
③友達のように居ること:フェルト・センスに敬意を払いつつ、興味と好奇心をもって接すること。その感覚がそう感じられるには何か理由があるに違いない、という態度で接する。
④共鳴させること:浮かんできた新しい気づきをフェルト・センスのところまで持っていき、フェルト・センスと共鳴するか(しっくりくるか)を確かめる。
⑤受け取ること:共鳴した新たな気づきやイメージとしばらく共にいる。原因を分析するのではなく、そのまま受け取ることが重要。それが本質的な解決の「芽生え」となる。

参考

第4回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第4回 学科試験 問1~問50

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