2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問26について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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問題文
育児休業や介護休業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 産前産後休業・育児休業期間中の健康保険料・厚生年金保険料は、事業主が申出をすることによって、その間の社会保険料が、被保険者本人負担分及び事業主負担分ともに免除される。
- 雇用保険料については、産前産後休業中、育児休業中、介護休業中は保険料の負担はない。
- 育児休業中・介護休業中に受けた給付金はともに所得税の課税対象となる。
- 雇用保険の被保険者でない人でも、居住する市区町村に申請することで育児休業給付の支給を受けることができる。
正解
1
各選択肢について
1つ目の記述
産前産後休業、育児休業期間中の健康保険・厚生年金保険の保険料は、事業主が申し出ることによって免除されます。
介護休業では免除はされません。
2つ目の記述
雇用保険料は、賃金に一定率を乗じた金額を負担するため、休業中の賃金の有無によって異なります。
休業中に賃金がなければ保険料支払いはありませんが、免除という意味ではありません。
3つ目の記述
育児休業給付金、介護休業給付金は非課税。
4つ目の記述
育児休業給付や介護休業給付は、雇用保険の被保険者であることが条件となります。申請先は、市町村ではなくハローワーク。