2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問23について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
より丁寧&正確を心がけています。
万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。
外部サイトへのリンクは、各サイトの都合でページURLが変更となるなどして、切れる場合があります。ご了承ください。気付き次第修正します。
目次
問題文
労働市場分析レポート(厚生労働省 平成28年7月)における、正社員求人の動向に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
選択肢
- 産業別の正社員の新規求人数は、「宿泊業、飲食サービス業」「製造業」「サービス業(他に分類されないもの)」「卸売業、小売業」の順に多い。
- 正社員の新規求人倍率は、平成26年、平成27年と2年連続で1倍を上回った。
- 正社員の有効求人倍率は、他の雇用形態に比べると相対的に低い水準にあるが、平成27年度は過去最高の水準となった。
- 平成24年度以降では、正社員求人の充足率(就職件数÷新規求人数×100)の方が正社員以外の求人の充足率よりも高い。
正解
2
各選択肢について
以下を参考にします。
- 厚生労働省:労働市場分析レポート 第69号 正社員求人の動向(平成28年7月29日)
1つ目の記述
上記資料1ページに以下の記載があります。
産業別に新規求人数をみると、「医療,福祉」、「卸売業,小売業」、「サービス業(他に分類されないもの)」、「製造業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「建設業」、「運輸業,郵便業」の順に多い(表 4)。
2つ目の記述
上記資料1ページに以下の記載があります。
平成27年度の有効求人倍率は1.23倍で、このうち正社員の有効求人倍率は 0.77倍となった。正
3つ目の記述
上記資料1ページに以下の記載があります。
正社員の有効求人倍率は、他の雇用形態に比べれば相対的に低い水準にあるが、平成 21 年度の 0.26 倍から上昇し、集計開始(平成 17 年度)以来過去最高水準となった。
4つ目の記述
上記資料1ページに以下の記載があります。
平成 24 年度以降では、正社員求人の充足率の方が、正社員以外の求人に比べ高くなっている(図 7)。