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第4回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問1

投稿日:2017年6月28日 更新日:

2017年5月に行われた、第4回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問1について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

キャリア形成に関わる社会・経済的な動向に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。 

選択肢

  1. 経済社会や産業構造の変化に対応していくには、個々の労働者が自らのキャリアを主体的に考え、定期的に自身の能力開発の目標や習得すべき知識・能力・スキルを確認する機会の整備が必要になっている。
  2. 主体的なキャリア形成を希望しても、どのようなキャリアの選択肢や教育訓練の機会があるのかなど、具体的に何をしたらよいのか分からないと悩んでいる労働者が存在する。
  3. 正社員に対する能力開発の責任主体については、「企業主体で決定」する又はそれに近いとする企業よりも「労働者個人主体で決定」する又はそれに近いとする企業が多い。
  4. 経済社会環境の変化の中で、企業においても人的資源の多様化や個人の職業生活設計に配慮した人的配置が経営戦略上の重要な課題となってきている。

正解

3

各選択肢について

1つ目の記述

「第10次職業能力開発基本計画~生産性向上に向けた人材育成戦略~」に以下の記載があります。

(2)労働者の主体的なキャリア形成の推進
経済社会環境の変化に先手を打って対応していくためには、個々の労働者が自らのキャリアについて主体的に考え、定期的に自身の能力開発の目標や身に付けるべき知識・能力・スキルを確認する機会を整備することが重要である。

2つ目の記述

直接の出典はわかりませんが、こういう悩みを持つ人がいるであろうことは容易に想像できる人がほとんどではないかと思います。

リクルートグループのサイトに掲載されている、リクルートの調査を使った記事で、以下のような一節がありました。

「主体的なキャリア形成ができている」と感じている中堅社員(「よくできている」「できている」「どちらかといえばできている」の合計)は3割程度にとどまります。その理由としては、「自分の能力・スキルが不足しているから」「どうすればいいか具体的な方法がわからないから」「多忙すぎて自分のキャリアについて考える時間がないから」が上位を占めています。

将来を切り拓く中堅社員の育て方・人材育成方法

3つ目の記述

平成28年能力開発基本調査2ページに以下の記載があります。

(2)能力開発の考え方について
① 「企業主体」か「労働者個人主体」か(図3、図4)
正社員に対する能力開発の責任主体については、「企業主体で決定」する又はそれに近いとする企業は76.1%(前回76.6%)と、前回と比べるとほぼ横ばいとなっており、高い水準にある。一方、「労働者個人主体で決定」する又はそれに近いとする企業は23.0%(前回22.9%)である。

4つ目の記述

出典は不明です。「第10次職業能力開発基本計画」や各種白書に述べられていることを部分的につなぎ合わせたような感じで、間違ったことは書いていないと思われます。

参考

第4回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

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