過去問研究

第3回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問6

2017年2月に行われた、第3回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問6について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

ハンセン(Hansen,L. S.)の理論に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. キャリアには人生におけるすべての役割が含まれており、love(愛)、labor(労働)、learning(学習)、liberty(自由)の 4 つの活動が統合されるべきとした。
  2. ポストモダンの時代のキャリア開発においては、個性化の進展に伴い、より一層、個人が「自分が満足する仕事」を行うためのキャリア選択が重要であると述べた。
  3. 個人がキャリアを考えるうえで「統合的生涯設計」(Integrative Life Planning)が重要であると指摘した。
  4. 個人のキャリア選択・形成に影響を与える環境として、マイクロシステム・メゾシステム・エクソシステム・マクロシステムという 4 つのシステムを指摘した。

正解

3

各選択肢について

キャリアに関する理論から、ハンセンの理論に関する設問です。

渡辺先生の『キャリアの心理学』第2版や木村先生の『理論と実際』5訂版、養成講座のテキストを参考に考えます。

1つ目の記述

キャリアには、家庭における役割から社会における役割まで、人生の役割が全て含まれており、以下4つの役割が統合されるべきとキルトに例えて説明、提唱しました。

ハンセンの4L

  1. 学習 learning
  2. 愛 love
  3. 余暇 leasure
  4. 労働 labor

2つ目の記述

個人の満足のために仕事を見つけることに焦点を当てるばかりで、共通の善のために個々の才能を使うということに焦点をあまり当てていない風潮に、ハンセンは批判的です。(渡辺先生前掲書205~206ページ)

3つ目の記述

ハンセンは、仕事を他の生活上の役割との関係の中で、または人生の中で捉える、人生やキャリア設計への包括的なアプローチとして「ILP(Integrative Life Planning)」を提唱しました。(渡辺先生前掲書208ページ)

4つ目の記述

環境が個人のキャリア形成に与える影響を、マイクロシステム・メゾシステム・エクソシステム・マクロシステムの4つに分類したのは、ブロンフェンブレナーです。(木村先生前掲書31~32ページ)

参考

第3回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第3回 学科試験 問1~問50

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