2017年2月に行われた、第3回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問37について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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目次
問題文
自己理解に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
選択肢
- 自己理解の方法には、検査法があり、CACGS(Computer Assisted Career Guidance System)も利用されている。
- 自己理解すべき内容の一つであるエンプロイアビリティ(employability)とは「労働移動を可能にする能力」と「企業の中で発揮され、継続的に雇用されることを可能にする能力」のことである。
- 自己理解すべき内容の一つであるコンピテンシー(competency)とは経験、価値観、志向性のことである。
- 自己理解の方法には、観察法があり、自然的観察法、用具的観察法、実験的観察法などがある。
正解
3
各選択肢について
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
1つ目の記述
適切です。
上記書籍80ページの内容に沿っています。
2つ目の記述
適切です。
上記書籍76ページの内容に沿っています。
3つ目の記述
不適切です。
「コンピテンシー」とは、高い業績をコンスタントに示している人の行動や仕方などにみられる行動特性のことである。(第6回 問38)
人事管理の場面でコンピテンシーとは、ある状況または職務において高い業績をもたらす類型化された行動様式(性向、態度、知識・技能などを効果的に活用して実際に成果を達成する行動様式)と理解されている。(木村先生前掲書79ページ)
4つ目の記述
適切です。
上記書籍79ページの内容に沿っています。
参考