2017年2月に行われた、第3回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問32について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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問題文
キャリア・シートの作成に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
選択肢
- キャリア・シートは、職業経験を持っている人の場合、職務の棚卸し、能力・技能の把握、経験に対する評価を自分の過去の実績や事実に基づき分析することに役立つ。
- キャリア・シートを就職活動の応募書類として作成する場合、相手にわかりやすいよう、簡潔、明快に項目立てて書き、レイアウトにも十分配慮し、必要なら図表等も活用する。
- キャリアコンサルタントは、キャリア・シートを活用し、労働者の職務の棚卸し、スキル・情報の把握を行い、今後のキャリア形成のための自己啓発プラン作成の助言・指導を行う。
- キャリア・シートを就職活動の応募書類として作成する場合、成果・実績は、具体的な数 値を使って表現する必要があり、数値的な指標で示すことができない工夫や改善等に関す る成果は記載しない。
正解
4
各選択肢について
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
- 厚生労働省:キャリア・コンサルティング実施のために必要な能力体系(第2版・PDF)
1つ目の記述
適切です。
上記書籍250ページの内容に沿っています。
2つ目の記述
適切です。
上記書籍250ページの内容に沿っています。
3つ目の記述
適切です。
上記能力体系の内容に沿っています。
4つ目の記述
不適切です。
上記書籍251ページに以下の記載があります。
免許・資格、教育(学習)・訓練歴、職務経験、教育・訓練成果の評価、職場での仕事ぶりの職業能力証明など。職業能力を「見える化」して、キャリアコンサルティング実施において、職業能力を証明する。
参考