2016年11月に行われた、第2回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問46について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
より丁寧&正確を心がけています。
万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。
外部サイトへのリンクは、各サイトの都合でページURLが変更となるなどして、切れる場合があります。ご了承ください。気付き次第修正します。
目次
問題文
キャリアコンサルティングにおける「面談の終結」に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 相談者とキャリアコンサルタントが、目標に照らしてどこまで到達したか、それぞれに成果を評価する。
- 相談者の成長の評価とは、相談者の感情的側面に限定して変容を評価することである。
- キャリアコンサルタントは守秘義務の観点から、ケース記録は面談の終結後は直ちに安全な方法で全て破棄しなくはならない。
- 相談の目標が達成されたのであれば、面談の終結後にキャリアコンサルタントは面談プロセスについて自己評価を行う必要はない。
正解
1
各選択肢を検討
参考
- 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版
1つ目の記述
適切です。
上記書籍302ページの内容に沿っています。
2つ目の記述
不適切です。
クライエントの成長の評価の重点は以下の2つ。(上記書籍303ページ)
- 感情ではなく、実際に行動が変わったかという事実
- クライエントの進歩と成果を評価するのは、カウンセラーではなくクライエント自身
3つ目の記述
不適切です。
ケース記録は整理して保存します。(上記書籍304ページ)
4つ目の記述
不適切です。
カウンセラーは、当該ケースについての結果、手段、スキルの行使などについて自己評価を行います。(上記書籍302ページ)