2016年11月に行われた、第2回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問34について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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目次
問題文
学校におけるキャリア教育の推進のポイントに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 小学校では、計画的に環境を構成し、遊びを中心とした生活を通して体験を重ねるように、一人一人に応じた総合的な指導を通して、自発的・主体的な活動を促すことが必要である。
- 中学校では、社会生活の中での自らの役割や、働くこと、夢を持つことの大切さの理解、興味関心の幅の拡大、自己及び他者への積極的関心の形成等、社会性、自主性・自立性、関心・意欲等を養うことが重要である。
- 後期中等教育では、社会における自らの役割や将来の生き方・働き方等についてしっかり考えさせるとともに、目標を立てて計画的に取り組む態度を、体験を通じてその重要性について理解を深めさせつつ育成し、進路の選択・決定へと導くことが重要である。
- 大学・短期大学においては、社会人・職業人としての基礎を持ち、産業構造等の変化に対応できる柔軟な専門性と創造性の高い人材を育成することが強く要請されている。
正解
4
各選択肢を検討
1つ目の記述
不適切です。
小学校では、社会性、自主性・自律性、関心・意欲等を養うとされています。
自発的・主体的な活動を促すのは幼児期のポイント。
2つ目の記述
不適切です。
社会性、自主性・自立性、関心・意欲等を養うのは小学校のポイント。
3つ目の記述
不適切です。
後期中等教育では、勤労観・職業観等の価値観を自ら形成・確立します。
社会における自らの役割や将来の生き方・働き方等について考えさせるのは、中学校のポイント。
4つ目の記述
適切です。