2016年11月に行われた、第2回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問21について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
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問題文
近年の労働市場の動向に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 2015年度の有効求人倍率は1倍を上回り24年ぶりの高水準であった。
- 2015年度の完全失業率は 5%を超える高水準であった。
- 2015年度の正社員の有効求人倍率は過去最低であった。
- 2015年度の新規学卒者の就職内定率は、大卒者は前年を上回ったものの、高卒者は前年を下回った。
正解
1
各選択肢を検討
1つ目の記述
上記資料13ページに以下記載があります。
緩やかな景気回復基調を背景として、完全失業率は2015年度平均で3.3%と19年ぶりの水準となり、有効求人倍率も2015年度平均で1.23倍と24年ぶりの水準となるなど雇用、失業等の動向については改善がみられた。
2つ目の記述
上記資料13ページに以下記載があります。
緩やかな景気回復基調を背景として、完全失業率は2015年度平均で3.3%と19年ぶりの水準となり、有効求人倍率も2015年度平均で1.23倍と24年ぶりの水準となるなど雇用、失業等の動向については改善がみられた。
3つ目の記述
上記資料13ページに以下記載があります。
新規求人倍率は2016年1月には2.07倍と24年7か月ぶりの高い水準となった他、正社員の有効求人倍率は2016年3月に0.82倍となり、統計を取り始めた2004年11月以降、過去最高の水準となった。
4つ目の記述
上記資料35ページに以下記載があります。
高校新卒者について3月末現在の就職内定率の推移をみていくと、2010年3月卒の93.9%を底として、その後、改善傾向で推移し、2016年3月卒の就職内定率は99.1%と1991年3月卒以来25年ぶりの水準となった。また大学卒業予定者の4月1日現在の就職内定率の推移をみると、2011年3月卒の91.0%を底として、その後、改善し、2015年3月卒の就職内定率は97.3%となった。