2016年11月に行われた、第2回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問15について。
国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。
より丁寧&正確を心がけています。
万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。
外部サイトへのリンクは、各サイトの都合でページURLが変更となるなどして、切れる場合があります。ご了承ください。気付き次第修正します。
問題文
「職業能力評価基準」に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
- 職業能力評価基準は、幅広い業種・職種の職務分析を基に、製造業、建設業、サービス業などの業界毎に能力評価シートが用意されており、企業が導入する際にはシートをそのまま使用することが望ましい。
- 職業能力評価基準は、インターンシップに参加した学生の職業人としての態度や意識・意欲を評価するためのものである。
- 職業能力評価基準は、職能要件書や職務記述書の作成に活用することができる。
- 職業能力評価基準は、企業には大きな活用メリットがあるが、労働者個人にメリットはない。
正解
3
各選択肢を検討
1つ目の記述
○ 幅広い業種・職種を対象に、各企業において、この基準をカスタマイズの上、能力開発指針、職能要件書及び採用選考時の基準などに活用することを想定。
2つ目の記述
「職業能力評価基準」とは、仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加えて、「成果につながる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に整理したものです。
3つ目の記述
わが国の「職業能力評価制度」の中心をなす公的な職業能力の評価基準です。下図のように採用や人材育成、人事評価、さらには検定試験の「基準書」として、様々な場面で活用できるものとなっています。
4つ目の記述
労働者の方は、自分の能力を把握したり、キャリア形成の目標を立てることができます。