過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問9

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問9について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

より丁寧&正確を心がけています。

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問題文

カウンセリングの理論や心理療法の名称とその提唱者、関連する用語に関する次の記述のうち、組み合わせとして適切なものはどれか。

選択肢

  1. 森田正馬、森田療法、浄土真宗
  2. ロジャーズ(Rogers, C. R.)、来談者中心療法、エンカウンター・グループ
  3. パールズ(Perls, F. S.)、ゲシュタルト療法、「意味への意志」
  4. バーン(Berne, E.)、交流分析、「今、ここ」の気づき

正解

2

各選択肢を検討

カウンセリング理論や心理療法の名前とその理論家、関連する用語の組み合わせを選ぶ問題でした。

1つ目の記述

不適切です。

森田正馬、森田療法の組み合わせはOKですが、浄土真宗が×。

森田正馬、森田療法ときたら「絶対臥辱」。森田療法における治療法の一つです。

「浄土真宗」は吉本伊信&内観療法との組み合わせで覚えましょう。吉本伊信は、浄土真宗の「身調べ」という修行法をもとに、内観法(内観療法)を開発しました。

森田療法と内観療法については過去にもしばしば出題されています。一度きちんと整理しておきましょう。

森田療法・内観療法に関するワードは過去にも出題されています。

第9回 問32第12回 問28第13回 問28第16回 問9

2つ目の記述

適切です。

どれだけ勉強不足でも選びたい選択肢です。

上記国分先生の書籍にも掲載されていますが、ロジャーズの著作や、1冊丸ごとロジャーズについて書かれた本などを一度読み通すのもお勧めです。

3つ目の記述

不適切です。

パールズ(Perls, F. S.)、ゲシュタルト療法はいいのですが、「意味への意志」はフランクルの著作でした。

フランクルと言えば、実存主義、ロゴセラピーがパッと頭に浮かぶといいですね。

4つ目の記述

不適切です。

不適切と即座には判断しにくい選択肢でしたが、理論の表層だけでなく多少深く理解すると、不適切と判断できたのでは。

交流分析は確かに<「今、ここ」の感覚>を土台とするので、「今、ここ」と無関係ではありません。しかし、交流分析で目指すところは「人間の自立性の達成」であり、<「今、ここ」の感覚>は飽くまでも交流分析の土台にすぎません。

それに対してゲシュタルト療法は、まさに<「今ここ」での「気づき」を得るための>心理療法です。

出題意図としては、この違いの理解を求めていると思われます。

とはいえ、積極的に2番目の選択肢を選びたい問題でした。

参考

第17回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第17回 学科試験 問1~問50

※問13まで解説済み(問10を除く)。問14以降は鋭意作成中。

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