過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問7

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問7について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

キャリアの理論に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. シュロスバーグ(Schlossberg, N. K.)は、4Sシステム(Situation、Self、Support、Strategies)が個人の転機を乗り越える能力に影響を及ぼしていると考えた。
  2. クランボルツ(Krumboltz, J. D.)は、バンデューラ(Bandura, A.)の提唱した社会的学習理論を基に「キャリア意思決定における社会的学習理論(SLTCDM)」を提唱した。
  3. ハンセン(Hansen, L. S.)は、仕事をほかの生活上の役割との関係や人生の中で捉え、人生や仕事を統合する仕組みとして統合的人生設計(Integrative Life Planning)を構築した。
  4. スーパー(Super, D. E.)は、思春期におけるキャリア発達の中心的なプロセスは適応であるとして「キャリア・アダプタビリティ」の概念を見出し、発達課題に対処するためのレディネスと定義した。

正解

4

各選択肢を検討

キャリア理論の理論家とその理論の特徴の組み合わせについての問題でした。

頻出の学習必須の人たちばかりでした。

参考

  • 渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版
  • 岡田昌毅『働くひとの心理学―働くこと、キャリアを発達させること、そして生涯発達すること』

1つ目の記述

適切です。

選択肢とほぼ同じ文章が、渡辺先生の本196ページに掲載されています。

「4Sシステム」という言葉は、第14回 問13でも出てきていました。岡田先生の本59ページで見られます。

2つ目の記述

適切です。

選択肢とほぼ同じ文章が、渡辺先生の本136~137ページに掲載されています。

3つ目の記述

適切です。

選択肢の内容は、渡辺先生の本208ページで確認できます。

4つ目の記述

不適切です。

スーパーは、思春期におけるキャリア発達の中心的なプロセスは成熟であるとして「キャリア成熟」の概念を見出し、個々のライフ・ステージ相応しい発達課題について対処するためのレディネスと定義しました。

しかし、キャリア成熟では成人のキャリア発達についての説明ができないとして、研究者らは「キャリア・アダプタビリティ」という用語を使うようになった、ということでした。(岡田先生の本51~52ページ)

参考

第17回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第17回 学科試験 問1~問50

※問13まで解説済み(問10を除く)。問14以降は鋭意作成中。

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