過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問6

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問6について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

精神分析的なキャリア理論に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. 精神分析の考え方を職業選択行動に応用したボーディン(Bordin, E. S.)は、幼児期における欲求に向かうタイプが、青年期の職業選択行動と対応しているとした。
  2. ホランド(Holland, J. L.)の心理学的構造理論は、フロイト(Freud, S.)の提唱した快楽主義と現実原則を適用したものであり、両者の妥協を図ると説明した。
  3. ロー(Roe, A.)は、精神分析をベースにキャリア発達を説明したが、その際、職業を「現実的」、「研究的」、「芸術的」、「社会的」、「企業的」、「慣習的」の 6 つの類型に分類し、親の養育態度を関連づけた。
  4. サビカス(Savickas, M. L.)のキャリア構築インタビューは、ユング心理学の考え方を取り入れており、人生の目標やその「元型」を取り出すことを目的としている。

正解

1

各選択肢を検討

1~3の選択肢は、木村先生の書籍が出典でした。

参考

  • 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版

1つ目の記述

適切です。

上記書籍28ページに以下の記載があります。

ボーディン(Bordin, E. S. 1963)らは、「複雑な成人の職業選択活動は、単純な幼児期の活動とまったく同じ本能的な源泉を含んでいる」という仮説をたて、乳幼児期における欲求に向かうタイプが、青年期の職業選択行動と対応しているとした。

2つ目の記述

不適切です。

フロイト(Freud, S.)の提唱した快楽主義と現実原則を適用したものであり、両者の妥協を図ると説明したのは、ブリルです。

ブリルは今回が初出でした。
まずは上記書籍27~28ページで確認しておきましょう。

3つ目の記述

不適切です。

ロー(Roe, A.)は、精神分析をベースにキャリア発達を説明し、パーソナリティの個人差と親の養育態度、職業選択を関係づけました。

でも職業を「現実的」、「研究的」、「芸術的」、「社会的」、「企業的」、「慣習的」の 6 つの類型に分類し、を関連づけたのは、ホランドでした。

ローは出題される頻度は低めですが、上記書籍28~29ページ等で確認しておきましょう。

4つ目の記述

不適切です。

キャリア構築インタビューは、サビカスがアドラー心理学の考え方を取り入れて開発したもので、その目的は、キャリアカウンセラーが構造化された面接をして、クライエントから人生の目標やライフスタイルに関する情報を引き出すことにあります。

ということが、下記資料55~57ページに記載されています。

参考

第17回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第17回 学科試験 問1~問50

※問13まで解説済み(問10を除く)。問14以降は鋭意作成中。

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