過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問50

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問50について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

キャリアコンサルタントの倫理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. キャリアコンサルタントの確定申告作業を、税理士であるクライエントに依頼することは多重関係には該当しない。
  2. キャリアコンサルタントの多重関係が問題にされる大きな理由は、多重関係がクライエントに対する搾取的な関係につながりやすいからである。
  3. キャリアコンサルタントがクライエントから好意をもっていることを告白され、性的関係をもつことは多重関係には該当しない。
  4. 適応障害の疑いのあるクライエントに、知り合いの精神科医を紹介して紹介料をもらうことは、リファーに該当するので倫理上の問題はない。

正解

2

各選択肢を検討

1つ目の記述

不適切です。

倫理綱領の下記多重関係に相当します。

(相談者との関係)
第 10 条 (中略)
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、相談者との多重関係を避けるよう努めなければならない。

2つ目の記述

適切です。

キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングの専門家です。特別な教育と訓練によって、それを受けていない多くの人よりも高度な知識と技術を身に付けている専門家は、その専門知識・技術を必要とする多くの人に対して、それらを良いようにも悪いようにも使えます。悪用されたとしても、専門家以外の人間には、何が起こっているのか、自分に不利益医なるのかも理解できない可能性があり、専門家であるというだけで、人を傷つけたり利用したりすることも可能です。

このような関係においては諸種ハラスメントが発生しやすくなるため、多重関係は厳に慎まなければなりません。

(相談者との関係)
第 10 条 キャリアコンサルタントは、相談者との間に様々なハラスメントが起こらないように配慮しなければならない。また、キャリアコンサルタントは相談者との間において想定される問題や危険性について十分配慮してキャリアコンサルティングを行わなければならない。
2 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、相談者との多重関係を避けるよう努めなければならない。

3つ目の記述

不適切です。

倫理綱領の下記多重関係に明らかに該当します。

4つ目の記述

不適切です。

保険医療機関が患者紹介に対する金品提供は、保険医療機関及び保険医療養担当規則に触れます。クライエントを保険医療機関に紹介してお金をもらえば、倫理綱領第2条の公序良俗に反する行為になります。

自由診療のみを行う医師に紹介してお金をもらうと、倫理的にはクライエントの利益を第一義としてに考えられていない、専門家としての信頼を保持できない、等の問題があります。

(品位の保持)
第2条 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントとしての品位と誇りを保持し、法律や公序良俗に反する行為をしてはならない。

(信頼の保持・醸成)
第3条 キャリアコンサルタントは、常に公正な態度をもって職務を行い、専門家としての信頼を保持しなければならない。

参考

第17回 学科試験 問1~問50

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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