過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問47

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問47について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

相談の終結に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 主訴や目標に照らして相談者の変化・成長がみられる場合、その変化・成長を具体的に共有した上で、相談者と終結について話し合う。
  2. 主訴や目標に照らして相談者の変化・成長がみられるにもかかわらず、相談者と終結の合意が得られない場合、さらに必要な変化・成長について話し合う。
  3. 十分な成果は得られていないが、これ以上の支援ができない場合は、相談者の今後には触れず、速やかに終結する。
  4. 十分な成果が得られていないにもかかわらず、相談者から終結したいと告げられた場合、早すぎる終結であることを伝えるとともに終結したい理由や事情を確認する。

正解

3

各選択肢を検討

システマティック・アプローチや倫理綱領に沿って考えましょう。

参考

1つ目の記述

適切です。

クライエントが、目標に照らしてどのレベルまで達成したか、あるいはしなかったかを、クライエントとカウンセラーが客観的に認識してそれを共有することは、これからさらに目標に向かって対処し、成果を維持するのに役立ちます(上記書籍302ページ)。

2つ目の記述

適切です。

カウンセリングの終了には、クライエントの同意を得る必要があります。終結の合意が得られない場合、さらに必要な変化・成長について話し合うことは適切と考えられます(上記書籍302ページ)。

3つ目の記述

不適切です。

倫理綱領によれば、クライエントにとって利益となる対応を、クライエントの同意を得た上で行わなければなりません。

十分な成果は得られていないがこれ以上の支援ができないという場合、その理由により対応は異なりますが、例えば自己の能力を超える業務だった場合は、他の分野・領域の専門家の協力を求めるなど、相談者の利益のために、最大の努力をしなければなりません。

4つ目の記述

適切です。

十分な成果が得られていなくても、クライエントの希望でカウンセリングを終結させることはありますが、事情はそれぞれ。

状況が変わって成果が得られた、もしくは成果が得られたとクライエントが勘違いしている可能性もあれば、カウンセリングを継続できない、やむを得ない事情がある場合もあります。

いずれにしても早すぎる終結であることをクライエントに伝え、終結したい理由や事情を確認すれば、クライエントが勘違いに気付いて継続の判断をする、終結するならケース記録に残すべき情報を収集する、といったことにつながります。

参考

第17回 学科試験 問1~問50

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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