過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問34

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問34について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(厚生労働省、令和3年3月)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 就労によって疾病の増悪、再発や労働災害が生じないよう、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行うことが就業の前提となるが、仕事の繁忙等、特別な理由がある場合は例外として認められる。
  2. 両立支援を行うにあたっては、労働者本人を通じた主治医との情報共有や、本人の同意のもとでの産業保健スタッフや人事労務担当者と主治医との連携が必要である。
  3. 症状や治療方法などは個人ごとに大きく異なるため、個人ごとに取るべき対応やその時期等は異なるものであり、個別事例の特性に応じた配慮が必要である。
  4. 事業者が把握した労働者本人の健康情報は、取り扱う者の範囲や第三者への漏洩防止も含めた適切な情報管理体制の整備が必要である。

正解

1

各選択肢を検討

治療と仕事の両立支援を行うに当たっての、留意事項に関する問いでした。

参考

この資料は、厚生労働省:治療と仕事の両立についてのページに掲載されています。治療と仕事の両立に関する資料や制度、助成金などについてのページです。

1つ目の記述

不適切です。

事業場は治療と仕事を両立させるための措置や配慮を行うべきであって、忙しさはその措置・配慮を怠る理由になりません。

上記資料3ページに以下の記載があります。

(1)安全と健康の確保
治療と仕事の両立支援に際しては、就労によって、疾病の増悪、再発や労働災害が生じないよう、就業場所の変更、作業の転換、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少等の適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行うことが就業の前提となる。従って、仕事の繁忙等を理由に必要な就業上の措置や配慮を行わないことがあってはならないこと。

2つ目の記述

適切です。

上記資料4ページに以下の記載があります。

(8)両立支援にかかわる関係者間の連携の重要性
(中略)特に、治療と仕事の両立支援のためには、医療機関との連携が重要であり、本人を通じた主治医との情報共有や、労働者の同意のもとでの産業医、保健師、看護師等の産業保健スタッフや人事労務担当者と主治医との連携が必要であること。

3つ目の記述

適切です。

上記資料3ページに以下の記載があります。

(5)個別事例の特性に応じた配慮
症状や治療方法などは個人ごとに大きく異なるため、個人ごとに取るべき対応やその時期等は異なるものであり、個別事例の特性に応じた配慮が必要であること。

4つ目の記述

適切です。

上記資料3ページに以下の記載があります。

(7)個人情報の保護
治療と仕事の両立支援を行うためには、症状、治療の状況等の疾病に関する情報が必要となるが、これらの情報は機微な個人情報であることから、労働安全衛生法に基づく健康診断において把握した場合を除いては、事業者が本人の同意なく取得してはならないこと。
また、健康診断又は本人からの申出により事業者が把握した健康情報については、取り扱う者の範囲や第三者への漏洩の防止も含めた適切な情報管理体制の整備が必要であること。

参考

第17回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第17回 学科試験 問1~問50

※問40まで解説済み(問10、問35を除く)。問41以降は鋭意作成中。

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