過去問研究

第17回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問32

2021年6月に行われた、第17回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問32について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。

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問題文

人生(キャリア)の転機に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. サビカス(Savickas, M. L.)によれば、社会環境が激しく変化する今日においても、それぞれの発達段階の間にあるトランジションは、予測可能な変化をともなって生じるとされている。
  2. シュロスバーグ(Schlossberg, N. K.)によれば、転機を理解するための構造は「転機へのアプローチ」、「対処のための資源を活用する」、「転機に対処する」の 3 つの部分からなるとされている。
  3. クランボルツ(Krumboltz, J. D.)によれば、キャリアにおいて予想外の出来事が起きたときは、新しい活動を控えることによって本物のチャンスに変えることができるとされている。
  4. ハンセン(Hansen, L. S.)によれば、家庭における役割と仕事における役割をそれぞれ明確に分割しておけば、組織の変革が個人の転機に影響することを避けられるとされている。

正解

2

各選択肢を検討

本気でキャリコンを目指すなら落としたくない一問。

各選択肢の正誤判断に自信が持てないところがあったなら、是非出典に当たって復習されることをお勧めします。

参考

  • 渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版

1つ目の記述

不適切です。

上記書籍95ページに下記の記載があります。

社会環境が激しく変化する今日では、それぞれの発達段階の間にあるとされたトランジションは、各発達段階のなかにおいても起こりうるものであり、また予測不可能な変化をともなって生じると、サビカスは主張している。

2つ目の記述

適切です。

上記書籍193ページによれば、転機を理解するための構造は大きく次の3つの部分からなります。

  1. 転機(トランジション)へのアプローチ:転機の識別、転機のプロセス
  2. 対処のための資源を活用する:4Sシステム
  3. 転機に対処する:資源を強化する

3つ目の記述

不適切です。

クランボルツの計画された偶然性理論においては、想定外の出来事をむしろ利用して、新しい活動を試みたり、新しい興味を開発したり、古い信念に疑問を呈したり、生涯にわたる学習を続けるための機会とすることを挙げています(上記書籍146ページ)。

4つ目の記述

不適切です。

統合的人生設計が提示する6つの重要な人生課題の3つ目は、家庭と仕事の間を結ぶでしたね。

ハンセンの統合的人生設計では、組織の変革がしばしば個人の転機につながることから、個人と組織の変革を結び付けて捉えています(上記書籍209~211ページ)。

参考

第17回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第17回 学科試験 問1~問50

※問40まで解説済み(問10、問35を除く)。問41以降は鋭意作成中。

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