過去問研究

第16回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問7

2021年3月に行われた、第16回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問7について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

キャリアの理論に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. スーパー(Super, D. E.)は、個人は多様な可能性を持っており、さまざまな職業に向かうことができると考えた。
  2. レビンソン(Levinson, D. J.)は、人間の個人差と職業の職業差をうまく合致させることが、よい職業選択であると考えた。
  3. クランボルツ(Krumboltz, J. D.)は、職業選択は学習の結果であって、過去に起こった出来事と将来起こるかもしれない出来事とを結びつけて解釈した結果であると考えた。
  4. ヒルトン(Hilton, T. L.)は、意思決定は環境からの入力との不協和、それに対する耐性および再調整によって行われるものであり、職業選択も同じメカニズムで行われると考えた。

正解

2

各選択肢を検討

参考

  • 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版

1つ目の記述

適切です。

上記参考書籍35~36ページに、スーパーの「職業的発達の12の命題」が掲載されており、その9番めの内容に一致します。

9. 各職業は、能力、興味、性格特性について特徴的な型を要求するが、1つの職業に様々なタイプの人が従事できるし、1人の人が異なる職業に従事することができるなどの許容性がある。

2つ目の記述

不適切です。

人間の個人差と職業の職業差をうまく合致させることが、よい職業選択であると考えたのは、レビンソンではなく、パーソンズでした。

上記参考書籍23ページに、パーソンズの「特性・因子理論」について掲載されており、この選択肢はその内容に一致します。

この理論は、「人間には個人差があり、職業には職業差がある。両社をうまく合致することが可能であり、そのことが良い職業選択や職業適応である」とするもので、マッチングの理論とも呼ばれる。

3つ目の記述

適切です。

上記参考書籍26ページに、クランボルツの「社会的学習理論」について掲載されており、この選択肢はその内容に一致します。

クランボルツ(Krumboltz, J. D. 1984)らは、「職業選択行動は、学習の結果であって、過去に起こった出来事と将来起こるかもしれない出来事とを、結び付けて解釈した結果である」として、そのプロセスに影響を及ぼす要因は、次の4つであるとした。

4つ目の記述

適切です。

上記参考書籍24~26ページに「意思決定・期待理論」について掲載されており、この選択肢はその内容に一致します。

ヒルトン(Hilton, T. L. 1962)は、心理学で使う認知的不協和理論を意思決定プロセスに応用して、キャリア意思決定モデルを提唱した。これは、要するに意思決定は、外界からの入力と環境との不協和、それに対する耐性、及び再調整によって行われる。職業選択も同じメカニズムで行われるというものである。

参考

第16回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第16回 学科試験 問1~問50

※問1~14まで解説済み。問15以降は鋭意作成中。

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