過去問研究

第16回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問30

2021年3月に行われた、第16回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問30について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

エリクソン(Erikson, E. H.)の心理社会的発達課題に関する次の記述のうち、老年期の発達課題として適切なものはどれか。

選択肢

  1. 親密性 対 孤立
  2. アイデンティティ(同一性) 対 アイデンティティ(同一性)拡散
  3. 統合性 対 絶望
  4. 世代性 対 停滞性

正解

3

各選択肢を検討

参考

  • 岡田昌毅『働くひとの心理学―働くこと、キャリアを発達させること、そして生涯発達すること』

エリクソンはアイデンティティを中核として、人間の生涯全般を捉えるライフサイクル論に基づき、心理社会的発達を8つの段階に分け、「個体発達分化の図式」に示しました(漸成的発達理論)。

エリクソンの心理社会的発達段階

発達段階 発達課題と危機 達成すべき課題
乳児期
第1段階
信頼 対 不信 保護者などとの間の基本的な信頼関係
幼児期前半
第2段階
自律 対 恥・疑惑 歩行や排泄を自分の意思でコントロールする。
幼児期前半
第3段階
自発性 対 罪悪感 自分で考え自分で行動することを覚える。
学齢期
第4段階
勤勉性 対 劣等感 「やればできる」を経験し、頑張ることを覚える。
思春期
~青年期
第5段階
同一性獲得

同一性拡散・混乱
「自分は自分である」と気づき自分を受け入れ、自分の向かう方向の認識を獲得する。自我同一性は獲得後も随時修正されるため、この後の維持習性は生涯の課題。
成人前期
第6段階
親密性 対 孤独 前成人期とも。特定の1人と親密に付き合うようになり(異性か同性かは問わない)、相手を尊重し合い、相手の存在そのものを愛する。
成人後期
第7段階
世代性(生殖性)
対 停滞
成人期とも。他者が育つことを助けることができるようになる。自分の子どもに限らず部下や後輩なども含む。
老年期
第8段階
統合 対 絶望 自分のこれまでの人生を、これでよかった、これしかなかった、と思えるようになる。

1つ目の記述

不適切です。

親密性 対 孤立は、成人前期(前成人期)の発達課題です。

2つ目の記述

不適切です。

アイデンティティ(同一性) 対 アイデンティティ(同一性)拡散は、思春期~青年期の発達課題です。

3つ目の記述

適切です。

統合性 対 絶望は、老年期の発達課題です。

4つ目の記述

不適切です。

世代性 対 停滞性は、成人期(成人後期)の発達課題です。

参考

第16回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第16回 学科試験 問1~問50

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