過去問研究

第16回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問2

2021年3月に行われた、第16回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問2について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

職業能力開発推進者に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 事業内職業能力開発計画の作成と実施の業務を行う。
  2. キャリアコンサルタント等の職業能力開発推進者の業務を担当するために必要な能力を有する者から選任することとされている。
  3. 事業内職業能力開発計画を、厚生労働省が定める様式、記載項目に従って作成する。
  4. 労働者が職業能力開発を受けるための労務管理上の配慮に係る相談・指導を行う。

正解

3

各選択肢を検討

よく似た選択肢のある設問が過去にもありました(第13回 問18)。

また、事業内職業能力開発計画についての過去問もありました(第9回 問18)。

キャリアコンサルタントは国家資格なので、関連法の内容はしっかり押さえておきましょう!

1つ目の記述

適切です。

「職業能力開発促進法」に以下の記載があります。

第十一条 事業主は、その雇用する労働者に係る職業能力の開発及び向上が段階的かつ体系的に行われることを促進するため、第九条から第十条の四までに定める措置に関する計画を作成するように努めなければならない。
2 事業主は、前項の計画を作成したときは、その計画の内容をその雇用する労働者に周知させるために必要な措置を講ずることによりその労働者の職業生活設計に即した自発的な職業能力の開発及び向上を促進するように努めるとともに、次条の規定により選任した職業能力開発推進者を有効に活用することによりその計画の円滑な実施に努めなければならない。
(職業能力開発推進者)
第十二条 事業主は、厚生労働省令で定めるところにより、次に掲げる業務を担当する者(以下「職業能力開発推進者」という。)を選任するように努めなければならない。
一 前条第一項の計画の作成及びその実施に関する業務
二 第九条から第十条の四までに定める措置に関し、その雇用する労働者に対して行う相談、指導等の業務
三 事業主に対して、国、都道府県又は中央職業能力開発協会若しくは都道府県職業能力開発協会(以下この号において「国等」という。)により前条第一項の計画の作成及び実施に関する助言及び指導その他の援助等が行われる場合にあつては、国等との連絡に関する業務

2つ目の記述

適切です。

「職業能力開発促進法施行規則」に以下の記載があります。

第二条 法第十二条の職業能力開発推進者の選任は、キャリアコンサルタントその他の同条各号の業務を担当するための必要な能力を有すると認められる者のうちから、事業所ごとに行うものとする。

3つ目の記述

不適切です。

上記厚労省HP内ページに下記の記載があり、意外と自由なのでした。

事業内職業能力開発計画の作成に当たっては、決まった様式や記載内容の定めといったものはありません。形ではなく会社の独自性がわかりやすく表現されていること、従業員に正しく伝えられるものであることが大切です。

4つ目の記述

適切です。

下記資料に「職業能力開発推進者の役割」として、「労働者が職業能力開発を受けるための労務管理上の配慮に係る相談・指導」も挙げられています。

参考

第16回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第16回 学科試験 問1~問50

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