過去問研究

第16回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問16

2021年3月に行われた、第16回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問16について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

「令和2年版高齢社会白書」(内閣府)で述べられた高齢者の就業に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. 2019年の労働力人口比率をみると、70~74歳の者では5割を超えている。
  2. 55歳以上の男性の雇用者(役員を除く)のうち、非正規の職員・従業員の比率が一番高いのは60~64歳の者である。
  3. 現在仕事をしている60歳以上の者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答している。
  4. 2012年から2017年における起業者の年齢別構成割合の変化を見ると、65歳以上では、2012年と比べて男女とも倍増している。

正解

3

各選択肢を検討

難しい問題だったかもしれませんが、主に高齢者を対象とするキャリコンを目指す人や、企業内キャリコン、相談者の年齢層が特に偏らないお仕事の方としては、押さえておきたいポイントかと思います。

参考

1つ目の記述

不適切です。

上記参考資料21ページに下記の記載があり、65歳以上のいずれの年齢層でも5割を超えてはいないことがわかります。

令和元(2019)年の労働力人口比率(人口に占める労働力人口の割合)を見ると、
65~69歳では49.5%、70~74歳では32.5%となっており、いずれも平成17(2005)年以降、上昇傾向である。

2つ目の記述

不適切です。

上記参考資料23ページに下記の記載があり、非正規の職員・従業員の比率が一番高いのは60~64歳の者ではないことがわかります。

役員を除く雇用者のうち非正規の職員・従業員の比率を男女別に見ると、男性の場合、非正規の職員・従業員の比率は55~59歳で11.2%であるが、60~64歳で49.6%、65~69歳で71.3%と、60歳を境に大幅に上昇している。

24ページのグラフを見ると、70歳以上の年齢層ではさらに非正規の割合が高まります。

3つ目の記述

適切です。

上記参考資料25ページに下記の記載があり、現在仕事をしている60歳以上の者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答していることがわかります。

現在仕事をしている60歳以上の者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答している。70歳くらいまでもしくはそれ以上との回答と合計すれば、約9割が高齢期にも高い就業意欲を持っている様子がうかがえる

4つ目の記述

不適切です。

上記参考資料25ページに下記の記載があり、2012年と2017年の起業者の年齢別構成割合を比較すると、65歳以上で男女とも倍増してはいないことがわかります。

男女別に65歳以上の起業者の割合を見ると、男性は平成19(2007)年8.9%、平成24(2012)年11.8%、平成29(2017)年13.2%と上昇しているが、女性は平成19(2007)年6.8%、平成24(2012)年8.6%、平成29(2017)年7.2%となっている。

参考

第16回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第16回 学科試験 問1~問50

※問1~32まで解説済み。問33以降は鋭意作成中。

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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