過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問50

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問50について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

スーパービジョンに関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせはどれか。

A.キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントとしての成長と倫理の体得、クライエントに対する効果的なキャリア形成支援、組織活性化という観点から、スーパービジョンを受けることが必要とされている。

B.スーパービジョンは、キャリアコンサルタント自身のスキル向上のみを目的に行うものである。

C.一旦スーパーバイザーを選んだ後は、変更したいと思っても同じスーパーバイザーに依頼しなくてはならない。

D.スーパーバイジーは、スーパーバイザーとの援助的対人関係を通じて、自身や相談者との関係性についての理解を深めることができる。

選択肢

  1. A と C
  2. A と D
  3. B と C
  4. B と D

正解

2

各選択肢を検討

とてもよく似た問題が、第11回にも出題されていました(第11回 問47)。

スーパービジョンについてはよくまとまった定番的資料はなさそうです。養成講座で学ばれたのではないかと思いますが、下記資料などを通して概念および本質的なところを一度押さえておけば、本問のような問であれば確実に得点につなげられるのではないかと思います。

1つ目の記述(A)

適切です。

上記報告書7ページの内容に沿っています。

本報告書で述べるキャリアコンサルティングのためのスーパービジョンは、事例の理解や対応方針・技法の検討を主目的とする事例検討の要素に加え、教育的介入を通じたスーパーバイジーの成長と、同時にクライアントのキャリア形成の支援等の要素を含むものであり、さらにはそれらを通じた組織活性化への貢献を図るものとして期待される。

2つ目の記述(B)

不適切です。

「のみ」「すべて」が選択肢の文章中に含まれているときは要注意ですね。

上記報告書によれば、以下がスーパービジョンの目的とされています。

  • 個別面談スキルの向上
  • 倫理の理解と実践
  • 事例検討力
  • 教育的介入を通じたスーパーバイジーの成長
  • クライアントのキャリア形成の支援
  • 組織活性化への貢献

上記宮城先生論文によると、スーパービジョンの目的は以下の2つ。

  1. キャリアカウンセリングの技術の向上を図る
  2. 事例の概念化を行う

3つ目の記述(C)

不適切です。

クライエントがキャリアコンサルタントを変更できるように、キャリアコンサルタントもスーパーバイザーの変更が可能です。また、複数のスーパーバイザーからスーパービジョンを受けることも可能です。

4つ目の記述(D)

適切です。

上記宮城先生論文に以下の記載があります。

②内的、対人的情緒反応への気づきを深める
クライエントやスーパーバイザーとの関りを通して、自分の感情、考え、言動への気づき(特にクライエントとの面接の中でおきるカウンセラーとしての自分自身の情緒反応やクライエントに対する情緒的反応に関する気づき)を深める。

③キャリアカウンセラー自身が自己評価をできるようになる
自己のキャリアカウンセリングの実力とクライエントの進歩に対し、有効な介入ができているかどうかについて、自己評価をできるように支援する。

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

※問1~49まで解説済み。問50は鋭意作成中。

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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