過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問49

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問49について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

環境への働きかけの認識及び実践に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. キャリアコンサルタントは、クライエントに対する支援だけでは解決出来ない環境の問題に対しては直接関与せず、速やかに関係者へのリファーを行うことが求められる。
  2. クライエントが自力では解決できない環境の問題に対して悩んでいる場合、キャリアコンサルタントは、クライエントの意思に関わらず自らの判断に基づいて環境に働きかけ、問題解決を図ることが求められる。
  3. キャリアコンサルタントは、複数のクライエントに共通する職場環境の問題を発見した場合には、経営者等に問題提起と改善提案を行うことが求められる。
  4. 企業内のキャリアコンサルタントは、転職希望など、場合によっては企業の利益に反する相談があった時は、速やかに企業に働きかけ、企業の利益に反さない解決策を提示することが求められる。

正解

3

各選択肢を検討

1つ目の記述

不適切です。

キャリアコンサルタントは、相談者個人に対する支援だけでは解決できない環境(例えば学校や職場の環境)の問題点の発見や指摘、改善提案等の環境への介入、環境への働きかけを関係者と協力して行います。

2つ目の記述

不適切です。

下記倫理綱領第9条より、キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを実施するにあたり、相談者の自己決定権を尊重しなければならないので、「クライエントの意思に関わらず」は不適切です。

また上記能力体系はリファーを「相談者の納得を得た上で紹介あっせんする」こととしています。

3つ目の記述

適切です。

上記倫理綱領第11条からもわかるように、組織への問題の報告・指摘・改善提案等の環境への働きかけに努めることもキャリアコンサルタントの任務です。

4つ目の記述

不適切です。

上記倫理綱領第11条からもわかるように、キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングの契約関係にある組織等と相談者との間に利益が相反するおそれがある場合には、相談者の了解のもとに職務の遂行に努めなければなりません。

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

※問1~49まで解説済み。問50は鋭意作成中。

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