過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問36

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問36について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

ワークショップの基本に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. ワークショップで最も大切なことは、今(Now)、ここ(Here)で起こったことであり、その時その場に新たに生まれてくる創発性である。
  2. ワークショップの決め手となるのは、メンバーの主体性とメンバー間の相互作用である。
  3. ワークショップの特徴としては、多様なメンバーの参加、参加者の共通の体験、対話という名の協働を通じた学習が挙げられる。
  4. ワークショップのファシリテーターは、入念に練ったプログラムをシナリオ通りに進めるべきであり、臨機応変な対応は求められない。

正解

4

各選択肢を検討

ワークショップについてカケラを知っていれば、積極的に4を不適切と選べた設問です。

ただし今後、ワークショップに関する問いがより深く広くなる可能性はあります。ワークショップの基本を学ぶ入門書としては、現時点では下記書籍がおすすめです。

参考

  • 堀公俊『これからはじめるワークショップ』 (日経文庫)

1つ目の記述

適切です。

上記書籍29ページに下記の記載があります。

互いの振る舞いが共振し、臨界点を超えて、予想がつかない状態へと進展していったのです。これこそが創発です。
(中略)
「今(now)ここで(here)」起こっていることを素材として、みんなでどう扱うかを考えていくのがワークショップです。

2つ目の記述

適切です。

上記書籍24ページに下記の記載があります。

多様なメンバーの主体的な参加が、ワークショップの土台になります。
(中略)
ワークショップの真骨頂は、メンバー同士のホンネの対話から生まれる旺盛な相互作用にあります。

3つ目の記述

適切です。

上記書籍24~25ページに下記の記載があります。

多様なメンバーの主体的な参加が、ワークショップの土台になります。
(中略)
自分の経験を見つめ直す、他の人の経験に耳を傾ける、みんなで同じ体験をする。経験を足場にした活動がワークショップの重要な部分を占めます。
(中略)
ワークショップの真骨頂は、メンバー同士のホンネの対話から生まれる旺盛な相互作用にあります。ひとりでできないことも、みんなの力を結集すれば可能となるかもしれません。相乗効果が高まれば、予期せぬことが少なからず起こります。その結果、意外な事実を発見したり、予定調和を超えた成果が生まれる場合があります。
(中略)
集団による新しい「知」を生み出すための方法論がワークショップに他なりません。

4つ目の記述

不適切です。

上記書籍28ページに下記の記載があります。

会議や研修とワークショップの一番の違いは、「予定調和ではない」ところにあります。
(中略)
「今(now)ここで(here)」起こっていることを素材として、みんなでどう扱うかを考えていくのがワークショップです。

うまくいくかどうかは、やってみないとわかりません。事前に結末が見通せなくても、参加者と場の力を信じれば、どうにかなるものです。

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

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