過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問35

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問35について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

より丁寧&正確を心がけています。

万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。

外部サイトへのリンクは、各サイトの都合でページURLが変更となるなどして、切れる場合があります。ご了承ください。気付き次第修正します。

問題文

グループアプローチに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 國分康孝により開発された構成的グループエンカウンターは、行動療法の考え方に基づいて対人関係の成功体験を重視している。
  2. モレノ(Moreno, J. L.)が創案したサイコドラマは、ドラマ的手法により人間存在の真実および環境場面の現実を探求する。
  3. レヴィン(Lewin, K.)が提唱したTグループは、うつ病や統合失調症などの治療を目的に、対人感受性や対人関係を学ぶための体験学習である。
  4. ロジャーズ(Rogers, C. R.)の理論と実践に基づくソーシャルスキル・トレーニング(SST)は、真実の自分になれる場という役割がある。

正解

2

各選択肢を検討

1つ目の記述

不適切です。

構成的グループ・エンカウンターに関連するカウンセリング理論として国分先生は、ゲシュタルト療法・精神分析理論・論理療法・行動療法・来談者中心療法・交流分析・特性因子理論・内観法を挙げています。

選択肢中の行動療法も含まれてはいますが、特に重視されているということではありません。

  • 参考:木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版 314ページ

2つ目の記述

適切です。

谷井淳一「サイコドラマ効果測定尺度の作成」冒頭部分の内容に一致します。

出典と思われるのは、1987年星和書店で刊行した増野氏書籍。サイコドラマに関しては、この分野の第一人者的な増野氏の論文や著作等に目を通せると良さそうです。

3つ目の記述

不適切です。

K・レヴィンたちが開発した小集団訓練法(いわゆるTグループ)は、リーダーシップ・トレーニングのための一方法として開発したもので、うつ病や統合失調症などの治療を目的とはしていませんでした。

4つ目の記述

不適切です。

ソーシャルスキル・トレーニング(SST)は、認知行動療法と社会学習理論を基盤にした方法で、ロジャーズ(Rogers, C. R.)の理論と実践に基づくとは言えません。

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

関連記事

-過去問研究
-,

© 2021 絶対合格!国家資格キャリアコンサルタント