過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問31

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問31について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

キャリアの転機に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

  1. ブリッジズ(Bridges, W.)は、トランジションのプロセスは、「開始」、「中立圏」を経て、「終焉」へ至るとした。
  2. シュロスバーグ(Schlossberg, N. K.)は、転機に対処するために、Situation(状況)、Self(自己)、Support(支援)、Strategies(戦略)という「4つの資源」を吟味し、活用することが重要であるとした。
  3. レヴィン(Lewin, K.)は、職業的発達段階には、暦年齢にゆるく関連した「移行期」があるとした。
  4. バンデューラ(Bandura, A.)は、偶然は予期されずに起こるが、たとえ起こったとしても偶然の所産に過ぎないため、人間の選択行動に影響を与えることはないとした。

正解

2

各選択肢を検討

参考

  • 渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版
  • 岡田昌毅『働くひとの心理学』
  • 木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版

1つ目の記述

不適切です。

ブリッジズのトランジションについては、岡田昌毅『働くひとの心理学』86~87ページがわかりやすいかと思います。

ブリッジズの考えるトランジションはすべて、何かの終わりから始まります。

終焉(何かが終わる時期)

中立圏(混乱や苦悩の時期)

開始(新しい始まりの時期)

という3つの様相を示すことを明らかにしました。

ブリッジズによればトランジションは、古い状況から抜け出し、過渡期のどっちつかずの混乱を経験し、そこから新しい状況へ向かって前進し始めるプロセスであると考えました。

2つ目の記述

適切です。

渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版196から198ページの内容に沿っています。

シュロスバーグの転機については、渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版196ページ前後の記載がわかりやすいかと思います。

3つ目の記述

不適切です。

職業的発達段階に、暦年齢にゆるく関連した「移行期」があるとしたのは、レヴィンではなく、スーパーでした。(渡辺三枝子『キャリアの心理学』第2版45ページ)

4つ目の記述

不適切です。

バンデューラは「偶然は予測されずに起こるが、いったん起こると予定されていたことと同じように、通常の連鎖の中に組み込まれて、人間の選択行動に影響を与える」としました。(木村周『キャリアコンサルティング 理論と実際』5訂版33ページ)

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

※問1~49まで解説済み。問50は鋭意作成中。

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