過去問研究

第15回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問30

2020年11月に行われた、第15回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問30について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

中年期の危機に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 青年期に達した子供に対する中年期の親の心理社会的課題は、子供の自立を援助してその自立を見届けること、就職や結婚で独り立ちした子供と適切な心理的距離を取りながら、良い関係性を維持していくことである。
  2. 結婚生活の継続の中で、配偶者が異なる存在であることに無自覚な状態になると、相手のなかで生じている内在的側面への変化に鈍感になっていく恐れがある。
  3. 中年期の危機に際しては、見えてきた限界や社会的要請を乗り超えて、これまで確立してきた価値観や生き方をより強固に貫くための信念が必要となる。
  4. 職業生活においては、「もう若くない」との意識が生じ、職業人生のなかで達成できることの限界が見えてくるなど、自己の有限性が自覚される。

正解

3

各選択肢を検討

発達理論に関する様々な書籍や資料に目を通したのですが、出典はわかりませんでした。

内容的には、ハヴィガーストによる発達課題が該当するように思いますが、ヒトの発達に関して基本的なことを理解しているかを総合的に問う問いなのかなとも思います。

で、選択肢3を積極的に不適切と判断したいところです。

参考

  • 放送大学教材『発達心理学概論』
    試験に必要な範囲をはるかに超えますが、キャリコン実務的には知っておくと良いことがたくさん掲載されています。
  • レビンソン『ライフサイクルの心理学』

1つ目の記述

適切です。

子どもの成長とともに変化する親子関係に適切に対応するのは、中年期の発達課題の1つです。

2つ目の記述

適切です。

結婚生活を続けるにあたって変化していく夫婦関係に適切に対応するのも、中年期の発達課題の1つです。

3つ目の記述

不適切です。

レビンソンは人生半ばの過渡期における発達課題に関して、自分の生活のほとんどあらゆる面に疑問を抱き、もうこれまでのようにはやっていけないと感じ、新しい道を切り開くか、これまでの道を修正するのに数年を要する、としています。

4つ目の記述

適切です。

自分の心身の変化を自覚し、有限性を自覚することも中年期の発達課題の1つです。

参考

第15回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第15回 学科試験 問1~問50

※問1~49まで解説済み。問50は鋭意作成中。

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