過去問研究

第14回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問12

2020年3月に行われた、第14回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問12について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

トランジション(転機)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 発達段階の移行期としての考え方では、成人期には共通した発達課題や移行期があるという前提に立ち、人生行路やライフサイクルなどの連続性の中でトランジションを捉えようとする。
  2. 人生上の出来事としての考え方では、転職、失業、結婚、離婚、引っ越し、本人や家族の病気などの、各個人におけるその人独自の出来事としてトランジションを捉えようとする。
  3. スーパー(Super, D. E.)は、個人の発達においては、出来事そのものではなく、それをどう受け取り、どう対処していくかが重要であると述べている。
  4. ブリッジズ(Bridges, W.)は、トランジションが、古い状況から抜け出し、過渡期のどっちつかずの混乱を経験し、そこから新しい状況へ向かっていくプロセスであると考えた。

正解

3

各選択肢を検討

参考

  • 岡田昌毅『働くひとの心理学―働くこと、キャリアを発達させること、そして生涯発達すること』

1つ目の記述

適切です。

上掲書85~86ページに以下の記載があります。

トランジションの概念について整理するために、大きく2つの考え方を取り上げる。1つめは、発達段階の移行期としての考え方で、成人期には共通した発達課題や移行期があるという前提に立ち、人生行路やライフサイクルなどの連続性の中でトランジションを捉えようとするものである。

2つ目の記述

適切です。

1つ目の記述で抜粋した箇所の続きとして、上掲書86ページに以下の記載があります。

もう1つは、人生上の出来事としての考え方で、転職、失業、結婚、離婚、引越し、本人や家族の病気などの、各個人におけるその人独自の出来事として捉えようとするものである。

3つ目の記述

不適切です。

個人の発達において、出来事そのものではなく、それをどう受け取り、どう対処していくかが重要であると述べたのは、スーパーではなく、シュロスバーグでした。

4つ目の記述

適切です。

上掲書86ページに以下の記載があります。

彼は、トランジションが古い状況から抜け出し、過渡期のどっちつかずの混乱を経験し、そこから新しい状況へ向かって再び前進し始めるプロセスであると考え、「終焉」「中立圏」「開始」の3つの様相を示すことを明らかにした。

参考

第14回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第14回 学科試験 問1~問50

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