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第12回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験 解答例

投稿日:2019年7月21日 更新日:

2019年7月に行われた、第12回キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題について。

問題

次の【事例記録】を読み、以下の設問に答えなさい。解答は解答用紙の設問ごとに記述すること。

【事例記録】

1.相談者情報
Zさん、男性、22 歳、四年制大学(経営学部)4 年生
家族構成:母(会社員)と同居(高校生の時、両親が離婚)

2.来談の経緯
令和元年7 月初旬 本人の希望で来談
アルバイト先のホテルでの働きぶりが認められ、内々定をもらったが、この時期になって、このままホテルに就職していいのかと悩むようになった。今後どうしたらよいか迷っていて来談した。

3.逐語(一部抜粋):CC はキャリアコンサルタント、CL は相談者の発言を示す。
(これより以前の逐語は省略)

CC1 内々定をもらったけれど、本当にこのままホテルに就職していいのか、悩んでいるのですね。

CL1 はい、学費を稼ぐために、大学に入学した時からずっとホテルでアルバイトをしています。大学3 年の冬に、卒業したら正社員として働かないかとお誘いをいただきました。このまま働けるのであれば、就活に時間をとられることなくアルバイトを続けられるし、それに仕事もある程度はこなせるようになっていたのでそれもいいかなと思って、筆記テストと面接を受け、内々定をもらいました。ただ今になって、本当にこのままこのホテルに就職していいのか、他の業界のほうが良かったのではないかと考えるようになってしまって…

CC2 [ 空 欄 A ]

CL2 そのホテルはそれなりに知名度も格式もあって、お客様もすばらしい方が多く、お客様との会話もとても勉強になります。いい職場だとは思うのですが…。

CC3 いい職場だとは思っているのですね。

CL3 はい、ただ就職が決まってから心に余裕が出てきたというか、お客様とお話をしているうちに、世の中にはもっといろんな仕事があって、自分はそうした世界を知らないなあと感じるようになりました。

CC4 なるほど。自分の知らない世界がまだまだあると思うようになったのですね。

CL4 そうです。自分がやってるホテルの仕事って社会のほんの一部でしかなくて、もっと他に自分にあってる仕事とか、やりがいのある仕事があるんじゃないかと考えるようになってきたんです。ただ、もう内々定をもらっちゃったし、今から就職活動っていっても遅すぎるし…どうしたらよいかわからなくなっちゃって。

CC5 別の業界での可能性を考えたいなぁとも考えているけれども、内々定をもらっているし、就職活動を今からというのはもう遅いと思っているのでしょうか。

CL5 はい。それに可能性って言ったってホテル以外どんな業界があるかよく知らないし、もし卒業までに就職が決まらなかったら母に心配かけてしまうし…。

(中略)

CC6 このままホテルに就職していいのかどうか迷う気持ちがぬぐえないようですね。
では、[ 空 欄 B ]について考えてみるのはどうでしょうか?

CL6 そうですね、具体的にどうすればいいでしょうかね。

以下略

設問1

逐語の空欄Aで、キャリアコンサルタントとしてあなたならCL1の発言を受け、どのような応答をするか記述せよ。(10 点)

解答例 ※模範解答ではありません。

なぜそのように考えるようになったのですか?

設問2

キャリアコンサルタントとして、あなたが考える相談者の「問題」を記述せよ。(10 点)

解答例 ※模範解答ではありません。

自己理解や仕事理解が不十分なままホテルの内々定を受けてしまったため迷いが生じている。

ホテルとは異なる世界をもっと知りたいと思う気持ちがある一方で、今となっては遅すぎるという諦めに近い気持ちや母親を思いやる気持ちの間で、今後どうするべきかを決めかねている。

設問3

この事例の展開に関し、以下の問いに答えよ。(30 点)

(1) Zさんに対しどのような提案を行うか。
逐語の空欄Bに入る、あなたが考える提案の要点を2つ記述せよ。

解答例 ※模範解答ではありません。

①自己理解と仕事理解を改めて行い、興味のある分野や向き不向きの傾向などを確認する。

②①を受けて将来のビジョンを描き、それがホテルに就職することで実現できるのかを考える。

(2) 設問3(1)で解答した2つのうちいずれかを選択して、キャリアコンサルタントとしてあなたはこの面談で、この後どのような働きかけを行うか、具体的に記述せよ。

解答例 ※模範解答ではありません。

①自己理解と仕事理解を改めて行い、興味のある分野や向き不向きの傾向などを確認する。

OHBYカードやVRTカード、VPI職業興味検査等で、ホテルの中の多くの職種に関する理解を深めつつ、ホテル以外の業界の仕事に関する興味の方向や自信の程度を確認する。

さらにGATBで適性を検査して、ホテルでの仕事がZさんに合っているかどうかを確認し、またホテルでの仕事以外でZさんに合いそうな仕事を見つける手立てとする。

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