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第12回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問10

投稿日:2019年7月21日 更新日:

2019年7月に行われた、第12回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問10について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

より丁寧&正確を心がけています。

万一間違っていたらごめんなさい&ご指摘願います。

問題文

サビカス(Savickas, M. L.)のキャリア構築理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. キャリア構築理論の立場からは、相談プロセスよりも心理検査の実施とその結果による診断を重視しなければならない。
  2. サビカスは、スーパー(Super, D. E.)の理論を否定し、独自のキャリア構築理論を展開した。
  3. キャリア構築理論は、労働者が職業の再構築をするためのキャリアガイダンスを最も重視する。
  4. キャリア構築理論は、キャリアを本人の主観的な側面から捉えることを重視する。

正解

4

本問とかなり近い内容が第6回 問10で出ていました。

各選択肢を検討

1つ目の記述

不適切です。

サヴィカスのキャリア構築理論において、「ライフテーマ」は重要概念の一つです。個人がライフテーマを見つけるのを助けるのが、カウンセラーの中心的な役割とされています。(「JILPT 165」52-53ページ)

また、渡辺先生前掲書104ページに、以下のように記載があります。

サビカスはキャリア構築のためのカウンセリングモデルを提示し、そのゴールを以下のように説明している。
(中略)
これらのゴールを達成するためには、クライアントのキャリアにかかわるストーリーを十分に引き出していくことが重要である。

2つ目の記述

不適切です。

サビカスのキャリア構築理論は、パーソンズからホランドに至るマッチング理論(特性因子論)、スーパーのキャリア発達理論などを統合・発展・展開した21世紀のキャリア理論と位置付けられています。(「JILPT 165」52ページ)

また、渡辺先生前掲書88~89ページに、以下の記載があります。

サビカスはスーパーやホランドの理論を尊重し、それらを社会構成主義の視点から統合して自身の理論を組み立てている。

サビカスはスーパーの思いを受けて、スーパーの各種理論を現代においても活用できるように進化させてきた。サビカスがまとめあげた「キャリア構築理論」(Career Construction Theory)は、時代に合わせて進化し続けてきたスーパーの理論の延長にあるといえるであろう。

3つ目の記述

不適切です。

キャリア構築理論には、以下の3つの重要概念があります。(「JILPT 165」52ページ)

  1. 職業的パーソナリティ(vocational personality)
  2. キャリア適合性(career adaptability)
  3. ライフテーマ(life theme)

4つ目の記述

適切です。

サビカスのキャリア構築理論における重要概念の一つ「ライフテーマ」は、職業生活の最も主観的な部分に関わるものであり、人々の職業行動に意味を与え、なぜその仕事で働くのかを明確にするものです。(「JILPT 165」53ページ)

また、渡辺先生前掲書89ページに、以下の記載があります。

キャリア構築理論は、個人がキャリアの意味を形成する解釈的および対人的プロセスに力点をおいてキャリア発達を説明している。サビカスは(中略)、キャリアを構築する主体である個人や、個人が経験に与える意味に着目している。

参考

第12回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第12回 学科試験 問1~問50

問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10 問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20 問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30 問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40 問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50

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