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第11回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題 問3-2(キャリ協)

投稿日:2019年3月24日 更新日:

第11回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)、問3 (2)の解答例と解説。

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第11回 キャリアコンサルタント 実技(論述)試験問題(キャリ協)

設問3

この事例の展開に関し、以下の問いに答えよ。((1)と合わせて30 点)

(2) 設問3(1)で解答した2つのうちいずれかを選択して、キャリアコンサルタントとしてあなたはこの面談で、この後どのような働きかけを行うか、具体的に記述せよ。

解答例

※本番では①と②どちらか1つの解答でOK※

①仕事と家庭の両立についての理解を深め今後のキャリアプランを検討すること。

まずは上司と話すことを提案し、同意が得られれば復職後の働き方や仕事内容について理解する支援を行う。さらに、職場にいる子育て中の社員と話すことを提案し、同意が得られれば仕事と家庭を両立させて働くことについての理解を促す。また、厚生労働省の「自己棚卸しシート」と「ジョブ・カード」を紹介し、同意が得られればこれらのシートの作成と、今後のキャリアプランの作成を支援する。その上で、同意が得られればCLが自身のキャリアプランを夫に伝えて復職後の家事育児の分担について話し合い、CLが今後の働き方について主体的に意思決定できるように支援したい。(267文字)

②復職後の働き方や仕事内容について上司と話した後に夫とも話し合うこと。

厚生労働省の「両立支援のひろば」などを紹介して、仕事と家庭の両立を支援する行政の取り組みについての理解を支援する。さらに上司と話すことを提案し、同意が得られれば復職後自分に求められている働き方や仕事内容について理解する支援を行う。また、職場にいる子育て中の社員と話すことを提案し、同意が得られれば仕事と家庭を両立させて働くことについての理解を促す。その上で、同意が得られればCLが復職後の家事育児の分担について夫と話し合い、復職後の仕事と家事の両立について心配を払拭し、自信を持って職場復帰できるように支援したい。(257文字)

解説

①について

CLは、復職後の働き方や仕事内容については、育児に追われていてまだ何も知りません。そのために不安が増している可能性があります。そのため、復職後の働き方や仕事内容について上司と話して理解することは有用と考えられます。

CLは、復職後に育児をしながら仕事を続けることについて、「大変だっていうのは、想像はしていたことですけど、いざとなると、」と発言しました。大変そうだなぁ、と想像しているだけで、具体的にどう大変なのかは漠然としているわけです。そのため、育児と仕事の両立について具体的に知ることができるよう、職場にいる子育て中の社員と話すことを提案・支援することを入れました。

CLは「共働きのほうが経済的にも余裕がでるので、働き続ける方がいいのかなぁって思っていました。産休、育休もなんとなく自然な流れで申請した」と発言していて、中長期のキャリアプランがないことが伺え、そのせいで復職後の自分が働き続けることについて揺らいでいる可能性があります。そのため、厚生労働省の「自己棚卸しシート」と「ジョブ・カード」を紹介し、中長期のキャリアプラン策定を支援することを入れました。

最後に、CLは夫は「忙しいので家事、育児の分担はできないと思います」と発言していて、夫が「家事育児は手伝わないよ!」と断言したわけではないことが伺えます。夫がCL復職後に家事育児をどのように分担するかは話し合い次第かもしれないので、話し合いの支援も入れました。

②について

CLは、復職後に育児をしながら仕事を続けることについて、「大変だっていうのは、想像はしていたことですけど、いざとなると、」と発言しました。大変そうだなぁ、と想像はしていますが、その大変さを緩和するための制度などを知らない可能性があります。そのため、厚労省のウェブサイトを紹介して、家庭と仕事の両立を支援する制度の理解を促すことを入れました。

復職後の働き方や仕事内容については、①の解説と同様です。復職後の働き方や仕事内容について上司と話して理解することは有用と考えられます。

職場にいる子育て中の社員と話すことについても①と同様で、同じ勤務先の人たちがどのように家庭と仕事を両立させているのかを知ることは有用と考えられます。

夫との話し合いについても①と同様です。

ジョブ・カード

ジョブ・カード制度 総合サイト

 

ポイント

  1. (1)で記した2つの提案のうち1つを選択し、この面談を続けるとしたらどのような働きかけをするか、具体的な方策を記述します。
  2. 問われる能力は以下の2つ。
    ①CCとしての見立てをする能力
    ②その見立てに対して方策を考える能力。
  3. 自分が働きかけやすいテーマを選ぶのも1つのポイントとなります。
  4. CLへの働きかけなので、
    ・構築した信頼関係の維持
    ・CLの自律・主体性支援
    の観点から、
    ・CLの気持ちに寄り添う
    ・今までの努力を称賛する
    ・方策の実現性を考慮しながら、CLと一緒に目標、計画を設定する
    という姿勢を内容に盛り込みます。
  5. 記述方法:文章、箇条書き、どちらでもOK。
  6. 文字数:回答欄は、A4サイズの紙に7行。
    230~280文字程度を目安とします。

第13回 実技(論述)(キャリ協)

全文 問1 問2 問3(1) 問3(2)

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