過去問研究

第11回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問47

2019年2月に行われた、第11回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問47について。

国家資格キャリアコンサルタント過去問題一問一答集、詳しい解説・出典付き。

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問題文

スーパービジョンに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. キャリアコンサルタント登録制度においては、資格更新の要件として、スーパービジョンを受けることが必須とされている。
  2. スーパービジョンは、キャリアコンサルタント自身のスキル向上のみを目的に行うものである。
  3. スーパーバイジーは、いったんスーパーバイザーを選んだ後は、変更したいと思っても同じスーパーバイザーに依頼しなくてはならない。
  4. スーパーバイジーは、スーパーバイザーとの援助的対人関係を通じて、自身や相談者との関係性についての理解を深めることができる。

正解

4

各選択肢を検討

スーパービジョンについてはよくまとまった定番的資料はなさそうです。養成講座で学ばれたのではないかと思いますが、下記資料などを通して概念および本質的なところを一度押さえておけば、本問のような問であれば確実に得点につなげられるのではないかと思います。

同省「キャリアコンサルタントの継続的な学びの促進に関する報告書」を公表しますページ掲載

1つ目の記述

不適切です。

スーパービジョンは、キャリアコンサルタントの成長に不可欠ですが、資格更新の要件にはなっていません。

2つ目の記述

不適切です。

「のみ」「すべて」が選択肢の文章中に含まれているときは要注意ですね。

上記報告書によれば、以下がスーパービジョンの目的とされています。

  • 個別面談スキルの向上
  • 倫理の理解と実践
  • 事例検討力
  • 教育的介入を通じたスーパーバイジーの成長
  • クライアントのキャリア形成の支援
  • 組織活性化への貢献

上記宮城先生論文によると、スーパービジョンの目的は以下の2つ。

  1. キャリアカウンセリングの技術の向上を図る
  2. 事例の概念化を行う

3つ目の記述

不適切です。

クライエントがキャリアコンサルタントを変更できるように、キャリアコンサルタントもスーパーバイザーの変更が可能です。また、複数のスーパーバイザーからスーパービジョンを受けることも可能です。

4つ目の記述

適切です。

上記宮城先生論文に以下の記載があります。

②内的、対人的情緒反応への気づきを深める
クライエントやスーパーバイザーとの関りを通して、自分の感情、考え、言動への気づき(特にクライエントとの面接の中でおきるカウンセラーとしての自分自身の情緒反応やクライエントに対する情緒的反応に関する気づき)を深める。

③キャリアカウンセラー自身が自己評価をできるようになる
自己のキャリアカウンセリングの実力とクライエントの進歩に対し、有効な介入ができているかどうかについて、自己評価をできるように支援する。

参考

第11回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第11回 学科試験 問1~問50

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